ステップ1 直感と直観の違い

直感(inspiration)とは、感覚的に本質や道理・愛を感じとる力。
直観(intuition)とは、過去の経験に基づいた、即時的・論理的認識である。
集合意識や超意識と呼ばれる領域から「受けとる」のが、直感であり、
顕在意識・潜在意識から、即時に「読み解く」のが、直観である。
直感は受動的であり、直観は能動的だと言え、
直感には理由がなく、直観には理由が存在し、
直感には正解しかないが、直観には当たり外れが存在する。
多くの人が、
「なんとなく」や「ちょっかん」と言っているものの多くは、直観である場合が多い。
ちなみに、
直感は、認識(自分)を手放すことで質が高まり、
直観は、経験を積めば積むほど研ぎ澄まされる。
ステップ2 直感の磨き方

オススメの直感の磨き方としては、まず「直観」を徹底的に磨くこと。
そのためにまず、
自分の経験・ケーススタディを圧倒的に増やしながら
物事に共通する原理・原則に気づき、
自らが原則にしたがって生きる生き方を始めることである。
そうすると、どのような問題に直面したとしても、
「なぜ、その出来事が起きているのか、流れが滞っているのか」を
論理的に認識することができ、その感覚が極まり、ケーススタディが増えると
直観的に把握することができるようになる。
ここで重要なのは、
直観という見えない世界のことを、
「行動」を通じて、見える世界で答え合わせすること。
見えない世界の答え合わせは、見える世界で行う。
降りてきた or 湧いてきたものを
必ず、一時的にメモをするようにしてください。
そうすると、その瞬間に意味がわからなくても
目の前の現実が、そのメッセージを補完&加速させてくれる
新たなメッセージを送ってくれていることに気づきます。
その過程を通じて、次の段階に訪れる
創造力(Imagination):物事の道筋を見出す力
を磨いていくことにつながっていきます。
霊性と現実を統合する力がなければ、
直感も直観も、単なる点でしかありません。
それらの点を結びつけ、線とし、面としていくのがImaginationです。
直感を受けとる力を磨き続けていく過程で、
ある日、まったく論理的な整合性が取れないのに
「なぜか、こうだ」と感じる感覚があるシチュエーションが増えるが、
これが、真の直感力の始まりである。
次に何が起きるのか、なぜそれが起きているのかを
自然と受け取れるようになったら、
自分の身の回りに起きる出来事へのジャッジメントを手放し、
直感が示した方へと、行動していくことで
自力から他力、使命から天命へと人生のシフトが始まります。
直感は、間に降りてくるので
普段から、間(スペース・ゆとり)を持った生き方をしていなければ
なかなか感じとることはできない。
また直感は、「問い」によって受けとりやすい状況をつくることができる。
目的やゴールを明確に持ち、そこに行きつくための質問を自分(天)に投げておけば、
ふとした「間」の瞬間に、その答えを受けとることができるため、
明確な目的や思いを持っておくことも、直感を受けとる重要な要素になる。
究極のアイデンティティ、ミッション・ビジョンが不明確なまま、
直感だからといって生きていくと
地に足のつかないふわふわした生き方になってしまいます。
直感は、自分のものではないので、客観的に観察することが必要であり
その観察力を磨くと、直感と直観の両方を兼ね備えることができます。
ステップ3 まとめ

① ミッション、ビジョン、ターゲット、アイデンティティを明確にする
② 今の自分の課題を明確に認識し、状況を受け入れ、自分のエネルギーを常に満たす
③ 適切な問いを投げかけながら、行動によって経験値を積み続けること
(ここまでが大きく、直観。ただし、直感は直観を包括するものなので結果的には同じ)
④ ふとした瞬間に訪れる直感を100%信じて行動して、感覚と現実との一致を体験する
⑤ 高いエネルギーを相手に送ることが、自分の霊性を成長させる最上のことだと知る
を繰り返していくといいでしょう。
最終的には、自分の想いや信念を手放した先に
何かを追い求める感覚が目覚め、導かれる生き方が始まります。
そのためには、過去の自分から完璧に自由になることが求められます。
直感は、得ようと思っていつでも得れるものではないので、
再現性と具体性のある直観力を身につけていきましょう。
オススメ
※このような生き方を目指す方には、グループコンサルが最適です。
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創造力をimaginationと書いておられましたが
創造力は正しくはcreativityです。
imaginationは”想像”力=イメージする力ですね、念のため。^^
創造=creat
想像=image