他者を癒すことで、自分が癒されるという奇跡


 

 

1.ヒーラーの始まりは、自分を癒すこと

ヒーラーやセラピストを名乗る人は、

【クライアントではなく、自らを癒す為にヒーリングやセラピーを行っている】

ということを、受け入れることができているか確認してみてください。

 

これは、わし自身、8000人以上の人の個人セッションをして気付いたことです。

 

過去の自分と同じパターンや、自分が最近乗り越えたテーマとまったく同じものを、

次々とクライアントが持ってくるのが本当に不思議でした。

でも、生活もかかっていた当時23歳の自分は、とにかく数をこなすことに、一生懸命で

その原因や原則を理解するまでに至りませんでしたが

マーケティングを勉強し始めて、現実と精神の因果関係に気付いたときに、

このまま、自分がセッションを続けても、

自分も周りも、何も変わらない、ということを悟りました。

 

現象としては、確かにクライアントは癒され、成果も出ていましたが

そもそも、愛とはそういうことではない、という本質に気付くことで

わしは、そのセラピーやカウンセリング、コーチングの罠から

抜け出すことができました。

 

ビジネス的にみても、参入障壁が低く

誰でも名乗ってしまえば、サービスを開始できることもあり

今後も、なんちゃってヒーラー、セラピスト、コーチ、コンサルタントは増えていくでしょう。

 

わしもつい最近まで、それはあまりよくないことだと考えていましたが、

ACIMのマニュアルを読んで、その誤解を説くことができました。
 

2.すべての存在はお互いに癒し合う

本質的に、すべての人は互いに癒し合う関係を持っており

セラピストやヒーラーといった肩書も専門性も、本来は必要ない。

でも、約束された関係において、それが「セラピストとクライアント」という

分かりやすい関係の方がいい場合もあるんだと。

 

セラピストやヒーラー、スピリチュアルな仕事につきたい人は

「自分自身が、霊性と共に生きていきたい」という想いがあるのであって

実は、クライアントのためではない、という事実を受け入れることで

真のセラピストやヒーラーとして活動していくことになります。

 

ただただ、当たり前にスピリチュアリティを、三次元世界で解放していく。

真の愛に、「わたしは、わたしは」という自己主張は必要ありません。

 

セラピストの保育園の先生、カウンセラーのバーテンダー

ヒーラーだけどパン屋さんなどが、増えていくと素敵だなと思います。

 

ここでは、「スピリチュアルパン屋」とか「波動入りフランスパン」とか、

「スピリチュアルチャイルドセラピスト」とか「スピリチュアルバー」とか

そんな肩書きも言う必要がありません。

 

ただ、自分という存在の愛を生きるだけ。

 

近所のパン屋さんかもしれないし、面倒見のいい隣のおばちゃんかもしれないし

行きつけのバーのマスターかもしれない。

スピリチュアルを土台とし、三次元世界で表の顔(職業)を持つことで

営業でも、事務でも、総務でも、人事でも、作業員でも、管理職でも

どんな職業であっても、霊性から生きることができます。

 

そして、あなた自身が真に癒された時、

誰も癒す必要がなく、何も変える必要がなく、

ただ、喜びと共に、今を生きるだけだと想い出します。

これらの考えを基軸に持ち、

より本質的に、自他共に癒すセラピストやカウンセラーが活躍し

いつかは、その職業も必要とされなくなりますように。

 

 

3.奇跡講座の教え

・神はすべての者に教師を授けており、この教師の叡智と援助は、地上のセラピストが提供できるいかなる貢献をもはるかに凌ぐものである。

・患者が癒されるとき、セラピストも患者と共に癒される。

・精神療法とは、患者に自分で決断する能力についての自覚を取り戻させるもの。

・セラピストは、彼自身がどれくらい真摯であるかには関わりなく、自らが確かなものだと信じている何らかの形に、患者の自己概念を変化させたいと望むものである。

・セラピストか患者のどちらかが次のレベルに達したときには、変わりつつある変化に見合った関係が、彼らの前に差し出されるだろう。

・セラピストを訪れる患者の一人ひとりが、セラピストに自分自身を癒す機会を差し出している。それゆえに、患者はセラピストのセラピストである。

・癒されていないヒーラーは、自分の患者たちを恐れずにはいられない。そして自分の中に見ている裏切りが患者たちの中にあるに違いないと疑ってかかる。

・あなたのもとへ送られてくる誰もが、あなたの患者である。

・彼は、自分の役割が全体にとって必要であると理解しており、それを通じて、自分の役割が完了したときに自分は全体を認識するということも理解している。

 

 


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