「何か企画をしたい」と思った時に
なんとなく、闇雲に企画するのではなく
基本的な要素をきちんと抑えた上で企画すると
満足度・経験値・収益率などが、上昇します。
今回は、基本的な要素をまとめてみました。
企画・プロジェクトをつくるための11のポイント
1.コンセプト
「何を、誰のために、なぜやるのか」を考える
自分の為と参加者の為が同時に叶うか
一言で言うと、どんな企画なのか
2.ビジョン
「どんな未来や世界をつくりたいのか」を考える
今回の企画はビジョンにつながっているか
参加者を提供者側に巻き込めるか
3.タイトル(サービス名)
「顧客に響くタイトル(サービス名)」を考える
主催者目線ではなく、参加者目線のタイトルになっているか
タイトル(サービス名)からイメージができるか
4.ゴール
「何を達成するのか」を考える
成果の基準(利益、動員人数、満足度、リピート率etc)を明確にする
達成した場合、達成しなかった場合の次の手を考えておく
5.チーム&コミュニティ
「誰と、どんなチームを作るのか」を考える
リーダー(父性)とマネージャー(母性)の役割を分ける
企画終了後、参加者を含め、どのようなコミュニティをつくるのか
6.人数
「理想の参加者人数」を考える
少人数がいいのか、大人数がいいのか
収益性・満足度・コミュニティ形成の3点は必須
7.場所
「どんな場所でやるのか」を考える
自分たちの価値観や世界観に近い場所か
二次会の場所も考えておく(クロージングの機会)
8.収益計算
「いくら利益を出すのか」を考える
数値で見えるかする(売上目標、諸経費:会場費、講師代、広告費、雑費etc)
出た利益をどのように使うのかを事前に考える
9.集客・販売・管理
マーケティングのプロセスを明確にしながら、顧客リストを増やしていく
バックオフィス(事務局機能)を整えていく
10.ビジネスモデル
ビジネスモデルはゼロからつくらずに、既存のビジネスモデルをモデリングする
11.スケジュール
「事前、事中、事後にやること」を考える
準備5割、当日3割、後日2割
アフターフォローを忘れない
自営業をする際にやりがちなのは、一回限りの企画を思いつきで行うことですが、単発の企画だけで生計を立てることは、素人ではほぼ不可能です(運がよく、ご縁がたくさんある人はできる)。
・ライフタイムバリュー(顧客生涯価値)の計算
・バックエンドの提案
・コミュニティ形成
を考えた上で、企画を練らなければ労力と対価が見合わない企画になります。
また、企画やプロジェクトを進める最中で、
自分自身の思いや未熟な部分と向き合う機会をたくさん与えられますので
反応的にならずに、丁寧にwin-winの関係を構築していきましょう。