USPとは、Unique Selling Proposition
日本語で言うと、「独自の売り(競合優位性)」と訳されます。
簡単にいうと、「あなたが選ばれる理由」です。
USPは、単なる強みではなく、
競合との差別化の要素であり
顧客が、あなたを選ぶための要因です。
USPを策定するには、
1.誰に必要とされたいのかを明確にする
2.想定クライアントに対して、提供できる価値を大小関わらず書き出す
3.その中で最も価値のあるもので、他の人が提供できないものを選びだす
4.その価値に、タイトルと価格をつければ、USPを持つ商品ができます
本質的には、USPとは
「あなたが昔から得意で、自然とできてしまうこと」
「なぜか、周りから頼まれる、お願いされる、こういうイメージがあると言われること」
の二つをベースにすることが、USP策定の近道になります。
また、USPは、クライアントに伝わる適切な方法で表現しないと
宝の持ち腐れになってしまいます。
商品そのものではなく、そのUSPを通じて得ることのできる結果を提示していきましょう。
ビジネスに特化したUSPの作り方(問い)は、以下の通りです。
● お客様は、なぜあなたの会社を選んでいるのか?
● 競合他社・業界のトップ10を分析しているか?
● ライバルの強み・優れているポイントは何か?(3つ以上)
● 自社の強み・優れているポイントは何か?(3つ以上)
● 自社の弱点は何か?また、対応策は?(3つ以上)
● ライバルとの違い、差別化要因は何か?(3つ以上)
● ターゲット顧客層は、ライバルから何を購入しているのか?
● まだ満たされていない顧客の欲求は何か?どんなサービスがあると喜ぶか?
● 廃棄・撤退する商品・サービスがあるとしたら、何か?
● USPをさらに強化する(差別化)企画は何か?
● モデリング対象(業界内&業界外)は何か?(3つ以上)
●USPを社内に浸透させ、進化させていくための独自の教育システムはあるか?
●長期的な競争優位性を確保しているか
●他者が真似できない顧客との深い関係性を築いているか
[…] 5.競合情報(市場に置けるポジショニング、競合との比較、USPの明確化) […]