【対談2】吉武大輔 山本典子 佐川奈津子 今の時代に感じることとは


 

〜吉武大輔 山本典子 佐川奈津子による特別対談〜

「今の時代に感じる事、今を生きるのに大切にしていること」

「企業や事業家たちは、今から先、何を目指していくのか」

 


大輔
皆さんこんばんは。
今日は代官山にある「VEGA」という美容室で山本典子さんと佐川奈津子さんと一緒に動画を撮影しています。
大輔
今日はよろしくお願いします。
美容室「VEGA」は代官山のツタヤのすぐ近くにあって、典子さんとなっちゃんとご縁から、今回の動画を撮影することになりました。
大輔
最初はお二人の簡単な自己紹介をしてもらって、あとはいつも通りの普通の会話をしていきますので、みなさんの感じるところや気付くところをご自身で感じていただければと思います。
典子
山本典子です。
どこへ行っても最年長者。
そんな私ですが、若い人たちとさまざまなことを学ぶことが、とても楽しみで生きがいになっています。
今日も大ちゃんとなっちゃんのエネルギーをいただきながらお話ができるのをとても楽しみにしています。
よろしくお願いします。
奈津子
こんばんわ。佐川奈津子と申します。
私も山本典子さんと一緒に奇跡のコースというコロンビア大学の教授がお書きになったテキストをベースとしたカウンセラーをしています。
どうぞよろしくお願いします。
大輔
前回はひでちゃんとの動画を撮って、いろいろな質疑応答をやったんですけど、
今日の典子さんとなっちゃんと話したいテーマは2つ用意しています。
大輔
1つは

今の時代に感じることと、今を生きるのに大切にしていること

特に、コースを勉強されているので今、二人が世界をどんな風に見ているのかというのを織り交ぜながら話をすることが1つ。

大輔
もう1つが、企業や会社というものが今からどういう風になっていくのか。ズバリ先にいうと

企業は、これから道(タオ)を目指していく

というお話がでたので、「企業とか、事業家とか、何かをする人たちが、今から先何を目指していくのか」

大輔
というのを話せればいいなと思っているので、まず最初に典子さんが今の時代に感じることとか生きることで、大切にしていることとか普段自分がどんな世界が見えているのかを3人で話していけたらなと思います。

 

「今の時代に感じること、生きることで大切にしていること、
普段どんな世界が見えているのか」

典子
そうですね、なんちゃってスピリチュアルの人が多い中で、だからこそ本当のモノを求めたいっていう人も多かったかなと思います。
でもそれは、真面目にとか真摯にとかそういうことじゃないんです。
典子
何か心に響くものを大事にするというのがスピリチュアルだと思っているので、どこかの学びをしなくちゃいけない、
宗教に行かなきゃいけない、どっかのセミナーに行かなきゃいけない、誰かの本を読まなきゃいけない、って言うことじゃなくて、心に響くもの、心に響く人との会話、心に響く書物、心に響く映画、それが全部スピリチュアルです。それでいいと思ってます。

典子
本当に毎日毎日の生活の中で、自分の心に何を響かせるのか、そして自分の心は何に響くのかっていうのを大事にしています。
コースというものは本当のスピリチュアル、本当の心が喜ぶもの、響くものは何かっていうことを教えてくれている、と思います。
典子
でも、コースを学ばなくても、何かをしなくても、みんな本当のものを求める、手にすることができるので、若い方たちにどうか勘違いしないでほしい。

強がらないと何もできないとか、組織に入らないと駄目だとか、そういうことじゃないから。
もっともっと、今生きてるこの一日一日瞬間をほんとに大事にされたらいいなと思います。

大輔
自分の心に響くものを大切にすることが本当のスピリチュアリティで、今はみんな外側に、これを学ぼう、なんとか理論、なんとかメソッド、、外の答えに自分を合わせていくことが悟りへの道であると勘違いしていて、自分の内側にあるものを引き出す為に、あえて自分の外側の鏡を使っていると思います。
大輔
外側にはスピリチュアルは無くて、常に自分の心に響くものをほんとに探求追求していく。みんな理論にハマりすぎていて、特に自分たちのように教える側の人間すら、そうなってしまってることがあります。
例えば、自分が響いていない(体験していない)のに、「原理原則としてはこうです」っという理論を話していても、それはただの言葉でしかない。
大輔
響いている人がやって、初めてその言葉に生命が入るのに、自分が響いてないのに昔響いた昔のやり方でこうやってうまくいってるからって、理論だけず教えても、自分が実践してなかったらそれは全く効果をなさないのであって、で正直わしがそういうところを最近自分にすごく感じるから、今の自分の響き方では、今以上のことがおきない。
大輔
間違ってもないし、正解もないし、本当に自分が感じてると思っていることですら、やっぱり自分で固定化してるようなことがあって、その固定概念を解き放つ為にいろんなことをやっています。
大輔
自分自身の家を手放したり、全部実家に荷物送ってみたり、仕事に対する感じ方や、付き合ってる人を変えるんだ、本当の自分でいる人達といることを選択することをしたいなと思います。
奈津子
典子さんがおっしゃった、「響きあう」っていう言葉、すごくさらっと言われたんですが、素晴らしい表現で、自分の心の中が固定化されるっていうことは、例えば、水の水面に一滴何か落とした「私がこう生きたい、本当の内を知りたい」っていう、僅かな雫を落とした時。
奈津子
例えば子育てしてる人はそういうお子さんに対する思いとかお母さんに対する思いとか、その一滴を使って何かが響くじゃないですか。
でもそれが固定化されてると、教訓とか、セオリーとかで、その響きが止まっちゃうんですよね。
響かないと、本当に出会いたい人とか、出会える人とかそういうのに届かない。だからすごい大切ですよね。
大輔
で、届かないからまた理論を勉強する。笑
奈津子
そうそう。届くための解放、ブロック解放など、自分の本質から遠いことをしてしまう。もっと内側を旅してくださいって思います。
コースのテキストにも、外側にはないっていうのは目次さえあるんです。そういうのはすごく大事ですよね。
典子
どんな状況に置かれてても、どんな苦しみがあろうと、辛さがあろうと、逆に素晴らしい喜びがあろうと、全部それと出会うために私たちは生きてる。
だから大げさに言えば、オッケーなのよね。
みんな生きてること自体でオッケーなのよ。
典子
そして、生きてること自体が祝福されたうえで、生かされているので、全てがオッケーなのよね。
だから出会うこと。苦しみも出会うこと。喜びに出会うこと。その1つ1つが大事で。じゃあ出会いってね、原理原則があって、出会ったら別れるのよ。
典子
だから苦しみがあっても苦しみと別れるし、喜びがあっても喜びと別れるのよ。
だから苦しみも執着しない。
喜びも執着しない。
でないと本当に流れるような自分の人生の船にゆるやかに乗って、景色を眺めることができる。
だからそうなりたいの…死ぬ前に!笑
大輔
もうなってるじゃないですか笑
典子
いやいや笑。
でも「苦しい」って言って、私ここを出たいんだ、って言ってるその人が、一ヶ月後にもがいてるかっていうと、もがいてないんだよね。
典子
 気が付くと本当に短時間の間に抜けて、人生ってこんなに楽しいのっていう…こう、いくじゃない?
だから苦しんで、喜んで、また辛さがあって、寂しさがあって、喜びがあってって。全部OK。
大輔
素晴らしい。
奈津子
うん。
なんかこの繰り返しをすると、心の響きが柔らかくなってくるんですよ。やればやるほど。
大輔
みんな、反応が心だと思ってるけど、そうじゃないです。例えば、嫌な出来事があった時に、うわって思ったこれが自分だって思うから、この反応をなんとかしようと思うけど、無理ですね。
なぜなら、五感が感じてることは全部幻想なんだから。大切なのは、反応が起きたときに、今自分は何を感じてるんだろう。というのがわからないとやっぱり自分が苦しくなっちゃう。
大輔
わしも「反応が自分じゃない」と気づくまで、反応をなんとかしようと思っていました。感じ方、捉え方を変えればいいんだ、ポジティブシンキングだ、というように。
大輔
でも、それは違うんだよね。
自分が本当に感じていることに許可をすること。
嫌だって感じてるなら嫌でいい。
嬉しいって思ってたら嬉しいって表現する。
それがすごく基本で、そこが基本だけどそこが全てなんですね。
奈津子
私いつも大ちゃんにわがまま言ってる。正直に。
これはやりたくないとか、これはできるとか。
「どうせあとで気持ちは変わるじゃん」とか言われるんだけど、その時はそう思うっていうのを抑圧しない、抑圧させないでくれるんです。
大輔
わしは、人のあらゆる感情を受け入れるって決めてるし、その人が反応でしかないと知っているから、やりたいようにやらせるのね。
相手の反応の奥にあるものしか見ないから、もちろん瞬間は苦しいし、瞬間は苦しむけど、でもその人の奥にあるもの以外に興味ない。
大輔
だってそれ、その奥のものがその人だから。
それと繋がりたくて、自分がそこといようっていうのをずっとしてる。
典子
それが人生だから。
そこと響き合うことが人生だから。
奈津子
まろやかな感じになりますよね。自分への癒しが起きると。そうすると、人との許しも起こるから。
典子
若い方に知っていただきたいのは、どんな事が起きても、本当に素晴らしいところに着地するということ。例えば、相思相愛の中でいたのに、それが結果別れることになってしまった。
ものすごく喪失感もあり、辛くて寂しくてっていうその中に入り込んでいても、それは先に進む為の一つのプロセスでしかなくて、その感情をごまかさないでしっかりその感情に向き合った時に着地するステージっていうのは、それを味わう前のステージより数段上がっていて、人の心がわかり、人というものをすごく愛するようになって、次の出会いを導くことになる。
典子
だからそれは、
別れて苦しいということが自体が次の出会いを導くんだっていうことをわかっていてほしいと思う。
大輔
もう次の扉が開いてるのに、違う方を見てると気づかない。
過ぎ去ったことに執着するのではなく次を見ることが大切。
見えてるのに見ないふりをしてるのは自分。
奈津子
そういうシフトする時って、予告編みたいに変わっているんですよね。本人は気づかないけど。輝きだした光は自分では気づかないけど、周りの人は気づいてるから安心して身をまかせていいんですよね。
典子
そういう、光や香りが出るときは整った環境じゃないということだけはわかる。
むしろ、こんなこと嫌!なんでこんなことが起きるの!なんでこんな風にあれこれ言われるの!なんでこっちではこうなの!というような環境を一歩出た時に光って、香ってくる。そして見事な出会いがある。
だから、苦しみは苦しみじゃない、辛さは辛さじゃない。
それがわかると…なかなかわかんないかな。年取らないと(笑)
大輔
この動画を聞いている人の中には、「それでも苦しい人」っていう人もいると思うんですけど、そういう人にはどうやってアドバイスしますか?
理屈や感覚的にはわかるけど、今この瞬間苦しいこれはなんですかって。
奈津子
それはもう第一に表現すること、大切に外に出すことですね。
誰かに聞いてもらったり、ノートに書いてもいいし、怒ったりわめいたり、泣いてもいいし、
コースのクラスは安全な場所なので、そういうところで出してもらってもいい。
奈津子
抑圧が一番よくないし、抑圧してる段階で、自分の感情を責めていることになる。
罰していることに対して罰しているので、二重の罪悪感が生まれているので、それはきついから表現すること。
典子
私なんかはね、本当にどうしようもないくらい辛い時、理屈じゃなく辛いと思うと時、必ず誰かが助けてくれる。
それは本かもしれないし、誰かが電話してきてくれるとか、何かが起きる。
典子
起きることをわかっていることが救いであり、それを信じていることで救われる。
「信じることは引き寄せる」っていうように言えるかもしれない。
一人じゃないから。みんな一人じゃないから。
それは、私が長い経験で培ってきたこと。
大輔
それは多分信じれてるんですね。
必要なときに必要な事が起きるっていう事を。
そして人生には必要なことしか起きてない。ということを。
大輔
でも、先日セミナーをしたときは、前兆やシンクロがわからないという人も多かったのが意外でした。それでも、前兆やシンクロは当たり前に起きていて、それらをたどっていけば、かならず本質につくというのを信じてるし、楽しんでる。
大輔
自分が生きる道は実は用意されてて、辿っていけばいいだけなのに、シンクロが見えずに、葛藤している人たちに、どうしたら楽に生きていけるのか、シンクロの感じ方のアドバイスはありますか?シンクロを見る、信じるということを二人はどうやったのかなって。

奈津子
コースでは完璧性、完全性というのを徹底してレッスンしていきます。
例えば、すごく落ち込んでいて、一人ぼっちな気がするというときに、ちょっと辺りを見回してみる。
大輔
自分の気持ちに執着せずに、周りを見るということだね。
奈津子
そう。携帯を見て、手帳を見て、アポイントがあっても、辛くて人と会いたくないじゃない時も、実はその偶然にアポイントが組んである方が、きっかけを持っていたりすることが多いです。なので、あまり難しく考えずに、来るものを見落としているだけだから、手帳を見たり、アドレスを探したりして、既に内側に届いてるギフト、完璧性を見ていくことをコースではしていきます。
奈津子
まずは、ゲームだと思ってそうしてみてください。今の段階では、「まだわかりません」っていう人もいっぱいいると思うんですけど、まずはやってみることが大切です。
大輔
自分の内側にある感情が、「辛い辛い、なんでなんで??」じゃなくて、周りをちょっと見てみる。そうすると目につくものがある。
奈津子
そう。その日の予定表をみる。あと、2時間後に誰かに会う予定があったら、きっと何かが始まる。
だからわたしは、落ち込んだ時に手帳をみたりするのが面白いの。「この人があたしを?」って思ったりして、「何が起こるんだろう」という余白ができたりして、実際に会ってみたら、ほとんどの場合がそういう風になっています。
大輔
なるほど。
典子
あたしは、シンクロニシティがわからない人、そういう人の為に大ちゃんはセミナーをやってるんでしょ?
大輔
そうですね。
典子
だいちゃんはシンクロやミラクルを起こす達人だから、その達人が”(シンクロやミラクルは日常に)あるんだよ”って言うことを教えてあげるためにセミナーはとっても大事。それはその人達が気付く事になるわけでしょ。教えるのではなくて気付いてもらうためのセミナーをだいちゃんにはしてもらいたいわ。
典子
だからそういうセミナーをしてもらいたいとすごく思う。理論をず伝えるセミナーが多い中で、気付きを提供するセミナーであり、気付きをどうやって使うかという高等な学び、コースだったりね。
典子
でも、気付くと本当にいろんなものがくるから。実はあったっていうことにも気づく。
なっちゃんの言う通り、完璧にそれがそこにあったということに気付くわけだからね。
実際、大ちゃんのセミナーはそういう気づきがあるし、私も何回か出て、素晴らしい気付きをいただいたわ。
大輔
ありがとうございます。わしのセミナーには5個のお約束があって、1番最初のお約束が、「吉武大輔の話は99%聞き流してください。その代わり自分が感じる1%は100%信じて実行してください」
大輔
あの人に連絡しようとか、あれ食べたいとか、ふと昔の事思い出したとか、あの本読みなおそうとか、その1%を信じて100%行動していけば、次に次に次に繋がるのに、みんな瞬間思い出すのにやらなくて、理論はこうだ、すごい言葉がある、外に外にいこうとする。
大輔
例えば、わしがAをやってくださいと言っても、自分がBだと思ったらBをやってください、Cだと思ったらCをやってくださいというように。全部自分で決めないと、この人がいいからついていこうとか、あの本が素敵だから実行しよう、では、一生開かない扉がある。
なのでこの動画も聞き流して。笑
大輔
聞き流しながら感じたことをメモする。だから、わし自身もセミナー行くときって、あんまり話聞いてないんですよ。
奈津子
聞いてないよね。(笑)
全然別のメモ取ってる。
大輔
そう。全然聞いてなくて、別のメモとかto doとかタスクとかとってる(笑)だいたい1つの2時間くらいのセミナーで15個くらいto doが増えてます。
そこですぐに人に連絡したり、資料作成したり、過去の古いデータを引っ張りだして見直したりとか。
だから感じさせてくれる、気付きを思い出させてくれることに感謝。
大輔
理論や理屈は世の中に溢れてるから、そこに合わせるんじゃなくて、自分から出てきたものが直感や原則と一致してるかどうか。
そういうやり方してるし、それ以外したくない。
典子
素晴らしい。
大輔
これが正解なんで、みなさんこうしてくださいとかは全然違うし、そういうことはやろうとは思いません。
理論ややり方があったとしても、一人一人現在地が違うから、現在地が違うのに理論に合わせたらぐちゃぐちゃになる。
自分の現在地を知るために今の直感を100%信じて行動する。
そして一人は寂しいので、いい意味でフィードバックしてくれる周りの人達と一緒に成長していく。
奈津子
そういうのいいね。
典子
うんうん。
原理原則よ、それが。
大輔
固定化とか、抱えると苦しくなるよね。
典子
だってその人の人生はその人が神。その人が主役だから。
だからいかようにでもシナリオを書いていけばいいし、素晴らしいシナリオを書けるようにいろんな気付きをもらい、いろんなものを見て、いろんな感性を刺激して感性を豊かなものにしていく。
豊かな感性があればあるほど素晴らしいシナリオを書けるわけだから。
大輔
素晴らしい。
典子
でもね、ここで勘違いしちゃいけないのが、素晴らしいシナリオが=幸せかというかとではなくて、結構不幸なシナリオを書いちゃうこともあるわけよ。
でもそこにある、なんとも言えない切ないんだけど、味わいもあるものがたくさんあるの。
それを見つけて、切ない海の中にある、宝石のような、闇の中に光を見つけるの。
それが私の宝物。
自分でやるしかない。誰もやってくれない。
大輔
借り物じゃ無理ですよね。
時として人が拾ってくれたやつを感覚として確かめることはできても、本当のところは周りがなんて言おうと、自分でいかないと無理ですよね。
典子
私いつもスタッフに言うんですけど、あなたの人生あなたが主役って。私は端役よって。
でも私の人生において、私が主役だったらあなたが端役よって。
だから、その人達が主役だから。主役として生きていってほしい。
大輔
(カメラに向かって)あなたが主役。
僕達は道具、道具、道具。(笑)
素晴らしい。
大輔
ではそろそろ次のテーマにいきたいと思います。

「企業は道を目指す」

奈津子
私は、大ちゃんと一緒にグループコンサルというのをやらせていただいてて、私はコースインミラクルズのファシリテーターとして、いつもサポートに入っているんです。一年半くらいでAクラスからGクラスまで広がっています。
大輔
東京AからG、名古屋、沖縄が2クラス、大阪。
覚醒する人がどんどん増えちゃうね
奈津子
そうそう。
お知り合いになった方の繋がりで、企業の中に入らせていただくことがあって、
企業研修をやらせていただいてるっていう話を典子さんにした時に、
不思議なコンサルねっていう話になって。
典子
そうそう。
これからのコンサルね。
従来の世の中のコンサルは手垢まみれになっちゃって、それ以上伸びないと思う。
時代が変わってきてるから。それで変わったコンサルねって。
奈津子
はい、そのコンサルでは心を見ます。
霊性、スピリチュアルティを見ていくんですよね。
そしてそれ(心)を開いていって、企業幹部の方たちが一致感をみていくと、グループ・ダイナミクスっていう力が生まれてくるんです。それが起きた時にバンってシフトがおきちゃうんです。
という不思議なグループコンサルをやっていて、そういう話をしてた時に、それすごく新しいねって言ってくださって。
よく私達も聞かれて、言語化するのが難しいので、何してるの?って聞かれるんだけど、いち早く理解してくれた社長さんやそういう方たちが始まってるっていう感じですね。
奈津子
大ちゃんがもっと詳しく話してあげて。(笑)
大輔
企業研修やグループコンサルで見てるのは、
「その人に必要な事が、必要な時に、必要なだけ起きているということを自覚してもらうこと」
典子
うんうん。そうね。
大輔
その為には、自分たちは何者なのか。
何者なのかっていうのをもう少し因数分解すると、誰にとって、どんな存在なのか。
自分が何者なのかを知るには対象がないとわかんない。
無人島に一人でいても何者かわからないけど、誰か他の存在を通じてしか、自分が何者なのかわからないし、企業も、他社や業界の中での自分たちのポジショニングがわかってなければ、何を強みとして何を目指すのかがわからない。
今までは自社の強みはこれで、こういうリソースをもってるから、これをすれば売上が上がるってことが目的だったんですよ。
大輔
でもそうじゃなくて、whatじゃなくてwhoに光をあてる。
自社にはどんな人がいるのか、その人達はなんでうちで働いてるのか、その結果何を目指したいと思っているのか。
大輔
もちろん表面的にみたら、福利厚生が良いとか、給料が良いとか、やりたいことができるからとか、機能的なところ、現実的なところで選んでるように見えて、潜在的にはそれ以外の事に惹かれてその企業に入っているんですね。
典子
そうそう。
ほんとにそう。
大輔
社長の仕事は、その人達の声になってない声に光をあてて、それをビジョンとして、理念として伝えていくこと。
そうすると、魂の兄弟みたいな人しか集まらないようになってる。特に幹部クラスは。
現場は現場のやり方があるんですけど、役員や幹部はすごい関係性がたくさんあって、幹部同士の関係性も、プライベートの関係性も全部一緒なんですよね。
その周りの為に会社を経営している。ということを毎回お伝えするんです。
奈津子
素晴らしいね、大ちゃん。
大輔
それに気付くと売上が上がるんです。
しかも、皆さん楽になるんです。上げなきゃ上げなきゃってやってた時は全然上がらなかったのに、自分達ってこういう存在なんだ、こんな理念なんだ、このビジョンが良いって思った瞬間に、必要なことが必要なだけ起きる。
というのを見させてもらってるのが、研修だったりグループコンサルだったりですね。
奈津子
香咲先生にも教えてもらったんですけど、「仕事の定義を変えなさい」っていう風に言われています。
仕事っていうのは売上を上げるため、書類を企画に通すため、そういったことではなくて、仕事を通して出会った目の前の方と出会う為だけでしかありませんから。
その道具の為だけに会社があり、お金があり、だから企業の動機を変えなさい。ということを教えられました。
それを大ちゃんは、関係性で特化させてて、人をすごく大事にして、そして心をとても見ます。
大輔
そう。
ちなみに今の時代は個人じゃ見れないから。
自分の感情だけ見ても無理で、感情と感情のやりとりは関係性で自分一人では何も出来ない。
大輔
関係性を通じてでしか自分を、人を見れない、自分を見れない。
私辛い、っていう単品は何も意味を成さない。
その言葉に対して目の前の人が、「あ、そうなんだ」って言うのか、「そんなの我慢しろよ」って言うのか、「私もわかるよ」っていうのか、そのやりとりでしか、私辛いっていう単体を扱えないんだよね。
典子
昔のね、山にこもって修行、お寺に入って修行、修道院に入って祈りの生活をする、だったんだけど今はそれが企業だから。
奈津子
面白い、素敵。
典子
企業が霊性を高めるための修行ということをこれからの人達はわかってきて、自分のスピリチュアリティが高まるところを選んでくるでしょう。
大輔
そういうことですね。
典子
結果どうなるかっていうと、自分一人の霊性が高まると、周りの人達も同時に高まってきて、自分の家族、愛する人達、子供達も同時に引き上げて次のステージに行くことができる。
だから、たとえ大きな企業の一コマであっても一コマじゃないのよ。
このコマが見事に回ると、周りの人達が全部回って次のステージに行くから、だから企業は道だと思う。
典子
そして、人生の学校だと思う。
その道を学んで辞める人がいても、それは終わりではなくて、次の人が来る始まりであって、学びは終わらないわ。
といっても学びが終わらず、ずーっといる人もいるけど。(笑)
大輔
それはすごくわかります。(笑)
典子
だからといっても、変わらないわけじゃなくて、変わっていってるの。
奈津子
じゃなかったら一緒にはいられない。
典子
そう。
だから企業は企業じゃないのよね。
大輔
それに気付いた社長さんが増えてますね。
それ以外の事をしてる人たちはどんどん停滞していってる。
大輔
なぜなら人の心がお金では、動かなくなってるんです。やりがいやみんなで達成する、人とつながるというところには重きがおかれているけど、今は全体が動いているから、個人の思いだけではどうしようもないくらいになってる。
大輔
わしがよく言うのが、氷山の一角の出てるところが顕在意識で、中が潜在意識です。だから、中の潜在意識を使いましょうって言うんですけど、わしが着目するのは海なんですよ。
みんなと繋がっている部分の集合意識、集合意識なんです。
今は海がすごく動いているから、私は氷山の上の3%〜5%だって言ってるんじゃなくて、上を見るんじゃなく海見ようと。
大輔
その大きな力をもっと使っていけばいいし、その力を使うには隣の氷山の人とどんな関係性を作るか、まず身近でやんないと海には解け合えないから大きい所を目指すんじゃなく、目の前の人との関係性を深くすると次の扉が開くし、次の出会いもある。
海に融け合うことが大切なんです。
大輔
それができる1番良い関係性が実は仕事であり、企業である
うちもいろんな問題や課題が発生した時にやれやれっていうんですよ。
どんなことが起きてもそこからしか生まれないから。っていう風に好転。
そしてそれを目撃させていただいてる自分がどう感じるかをわし自身がやっていく。という、これしかない。
この感覚ていけばいいのに、あれはやだ、これは嫌だでは進まないんですよ。
それを感じて、じゃあどうするの?という問いを立てて、しっかり自分で決めることが重要です。
大輔
みんなでこの企業を大切にするっていう人達の集まりがいい会社になっていく。
自分が自分がでは結局自分を伸びなくなるので、みんなで進む。
似てる人達が同じルートを行く。似てない人はどんどんそこから離れていくんじゃないかと。
典子
それが共振共鳴の世界だと思う。
奈津子
コースも二人以上ですもんね。
大輔
そうですね。
奈津子
企業という段階で二人以上なので、大ちゃんの言ってるように、一人じゃ出来ないものを二人以上で見合って、開いていくことになりますね。
典子
そうね、でも響きあって結果が出るまでに時間がかかる。学校だったらやめちゃうし、家庭だったら出て行っちゃうし。
でも、企業っていうのは責任があるからやらなきゃいけないじゃない。その逃げられない、向き合わざるをえないということが大切なの。
大輔
よく出来てる。

典子
そこで気付き、いろんな葛藤があり、いろんな人と学びをすることで、単に嫌だけどとにかく稼がなきゃいけないからとかいう生き方と比べると、3年、5年、10年でものすごい差がでるの。
だから企業とはそういう場所なんだっていうことを知ることが大事だって、知っていくことかな。
そうすると、嫌な人や出来事が起きたときに、時に『来たよ。これをどうやって乗り越えよう』っていう自分へのチャレンジになるから。
奈津子
企業の人にはやっぱり頑固な人もいるんですね。頑固が良いとか悪いとかじゃなくて、そうすると仕事も感情も停滞しやすいんですね。
そういう人に対して(大ちゃんが)偏見がない。その奥にある霊性をみるから、その人たちが解放されていく。
頑固だと、熱い感じがするから大丈夫かなって思うことがあるんですけど、そういう問題児に見える人が、実はキーパーソンになったり、困っていることを逆転させていく、輝きに変えていく、錬金術のようなものを研修で起こしていくんです。
大輔
個性が大事。
典子
二人がやっているコンサル、それはとても大事で、それがほんとの錬金術ね。
奈津子
問題が別のものになっちゃうんです。
大輔
問題は問題ではありませんね。
奈津子
問題が宝石になっちゃうんです。
それをずっと見てたから、こういうことかって自分の中で感じれるようになってきて、ほんとに物質が別の物に変わっちゃうんです。
典子
そこには段階があって、もう何歩かでそういう領域にいく人達が、なっちゃん、大ちゃんに触れていくんだと思うの。
大輔
そうですね。
典子
その段階までは、結構いろんな事があったりするし、そういう人達が連れてきて、だからこそ、その人達と共に錬金術が起きる。
奈津子
企業カウンセリングを毎月一回行っていて、回数を重ねていくと、ある意味忍耐が必要な場面も出てくるんです。大ちゃんは、シェアハウスとかでもいろんな経験してるから忍耐強いよね。
そういうところに対して、じーっと待って、見守って、感情が揺れるまで諦めないの。
だから良かったんだね。いろいろあって。(笑)
大輔
最後はどうせ感謝するから。
相手が自分のことを憎んでても、自分は感謝しとけば良くて、そうすると相手はいつか降参して、感謝するときがくるから、そこまで自分が感謝し続ければいいだけの話。
みんな、人の事が、自分の事がどうとか言うけど、結局最後はバッチリだから。
そこを信じて生きていくだけだから。
大輔
そろそろお別れの時間なのですが、最後に動画を見てくださってる方にメッセージをお願いします。
奈津子
私はいつも典子さん、大ちゃんに助けてもらってるので、ぜひこの「VEGA」に典子さんに会いに来てください。
あなたの輝きを少し先に受け取って、見てくれますよ。
大輔
わしも見てもらいましたが、すごいですよ。
奈津子
2,3ヶ月先にわかるよね。ぜひおすすめです。ぜひ、代官山に典子さんに会いに来てください。
典子
いや、なっちゃんも素晴らしいのよ(笑)
大輔
褒め合いコーナーになっちゃった(笑)
典子
お互いを紹介してしまいます(笑)
私はこの「VEGA」にいますので、たくさんの方のビジョンを見て一緒に喜びたいです。
もしこの動画を見て、このおばさん…おばあさんかな(笑)会ってみたいなと思ったらいらして下さい。
ほんとに若い人って会ってると無性に見えてくるの。ビジョンや可能性が。それが素晴らしい。
私自身もたくさんのビジョンと出会いたいですし、お伝えすることで力になれることがあったら、そんな喜びはないので、ぜひお茶しましょう。
大輔
わしもお二人と話せて本当に嬉しいです。自分自身も二人と話して開いた感覚があるので、ますますこれからが楽しみです。今日は本当にありがとうございました。

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