ボトム・オブ・ザ・ピラミッド(BOP)ビジネス
・C・K・プラハード教授(ミシガン大学)が発表
・BOPとは1日2ドル以下で生活している人約27億人を対象にしたビジネス
・1日1ドル以下は世界で10億人。次の10億人市場とも言われている
・2000年国連「ミレニアム開発目標」が発表されてから話題を集めるようになった。
・BOPの人口は巨大であり、その市場をターゲットにした事業を展開することで、
企業は利益を手にしながら、世界の貧困撲滅に貢献できる。
・BOPビジネスが成功するには、貧困層の人々を「消費者」<「社会起業家」と捉える
・現地の人たちが、自活し、経済的に自立していくチャンスを切り拓いて行くことが重要
・企業の一方的な社会貢献では、本当に貢献したい相手にその価値が伝わらない可能性がある
・本業とかかわりのある分野で、本業で培った強みを活かし、顧客や取引先も巻き込んだ
活動をしてこそCSRは大きな影響力を持つことができる
現在、最も大きな市場であるアジアは
約30億人(人口の80%)、約3.5兆円のマーケット (市場の40%)であり、
続く、アフリカの約5億人(人口の70%)、4.3億ドル(市場の70%)と比較しても
アジアが大きな市場であること明白である。
産業別では、
水道(200億ドル)、情報通信(500億ドル)、保健医療(1580億ドル)、運輸(1790億ドル)
住宅(3320億ドル)、エネルギー(4330億ドル)、食品(2.9兆ドル/40億人分の支出に相当)と
食品関係が、圧倒的な市場規模を誇っている。
SBI大学院大学
企業の社会的責任論より
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