【対談9】吉武大輔 由佐美加子 対談 メンタルモデル U理論


U理論の訳者 由佐 美加子こと、みいちゃんと公開セッション&トークライブをしてきました。

 

 

【源(ソース)とつながる公開収録ワークショップ&セッション】

 

大輔
みなさんお待たせしました。始めていきたいと思います。よろしくお願いします。
今日は源(ソース)とつながる公開収録ワークショップ&セッションと言うことで。みいちゃんのCCCのアジトをお借りして、大体17時まで4時間くらいガッツリと、それぞれのソースとは何か、自分自身の源はどういうものかを知るだけではなく、体感・体験していきながら一緒に深いところまで潜っていけたらなと思っております。
大輔
今回みいちゃんのファシリテーターを務めます、吉武大輔と言います。
普段大ちゃんと呼ばれています、大ちゃんと呼んでください。
どうぞよろしくお願いします。
大輔
はい、そして、
[
美加子
みいです。よろしくお願いします。
大輔
よろしくお願いします。
美加子
初めての方々もいらっしゃると思います。大ちゃんとは2月に、京都で合宿で大ちゃんと初めて出会いました。それまであったことはなかったのですが、何か一緒にやるとすごくおもしろい場ができるなってそこですごく思って。
美加子
私はずっと、人間が地球上で進化していくプロセスがどういうものかを追いかけているんです。
それで見出したものをいろんな企業、個人向けと、いろんな場を提供しているってことをやっています。
美加子
それを面白そうって大ちゃんが言ってくれるので、せっかく面白いんだったら場を作ろう。で、今日がある。そんな流れの中にいます。よろしくお願いします。
大輔
よろしくお願いします。
吉武大輔と初めて会う方ってどのくらいいますか?
大輔
はい。1、2、3、4、5、6。
初めての人、よろしくお願いします。
大輔
その中の方は、もう全員みいちゃんとは会っていらっしゃる?
みいちゃんと会うの初めての方?
A
実際に会うのは初めてです。youtubeで見ていたので。
大輔
youtubeで。ふたりともリアルで会うのは初めてな方。ここに少しいらっしゃいますね。ありがとうございます。Bさんは何を見られて参加されたのですか?
B
佐川奈津子さんの投稿を読んで。
大輔
なっちゃんの。ありがとうございます。お二人は?
C
私は楠瀬さんの体験セッションに行って、色々とyoutubeを調べていたら、楠瀬さんと由佐さんが対談したのを見つけて、
美加子
対談したやつね。うんうん。
C
由佐さんの言葉がすごく響いてきたので、由佐さんで探したらyoutubeの「感情」に関するすごく長いレクチャーともう一つ名古屋でやったレクチャーをガッツリ仕事を置いて見たら、自分の中にすごい変革が起きたんです。

 

美加子
お。素晴らしい。

 

大輔
すごい。
C
はい。それで近くで、タイミングがあったので来ました。
美加子
はい、じゃあよろしくお願いします。
大輔
よろしくお願いします。Cさんは?
C
僕は2、3年前に大ちゃんのブログをみて、メルマガに登録していて、すごい新時代的な価値観の新しいコミュニティを作られているなと感じ、すごい共感して、それをメソッド化したりとか実際作られていることに響いて。でも仕事がすごく忙しく日光に住んでたのですがなかなか来られなくて。仕事を3月31日に退職して、ようやく来れるようになったので1発目に来ました。
大輔
いいですね。嬉しいですね。今からのことはまだあまり決まってない?
D
そうですね。漠然と自分の思いはあるんです、方向性としてはこういう新しい時代のものを作っていきたいと思っています。
大輔
なるほど。ありがとうございます。人生の起点にこうやって時間を共有できることって嬉しいなと思います。
大輔
今日は、大体どういうタイムスケジュールかと言いますと、今からみいちゃんとわしの対談みたいなものを1時間くらいさせていただいて、間に休憩を挟んだのちに、今日は公開セッションがあるのでくみちゃんとさわちゃんかな。
大輔
くみちゃんが最初、で、さわちゃんが2番手ということで公開セッションして、それに対してまたみんなで質疑応答しながら、クロージングに入っていく形にしたいと思います。
大輔
1時間ぐらいここでいまからみいちゃんとわしがお話しをしていきます。ざっくばらんに。テーマは特別決めていません。
大輔
この場で、皆さんも質問とか疑問とか感じることがあったらぜひ挙手していただいて、聞きたいこととか話したくなったことどんどん混ぜて、場をひとつに作っていきたいなと思っております。よろしいでしょうか。
大輔
では、最初なにからはじめようかね、みいちゃんね。
美加子
今日何に関心があって来たのかっていうのを隣の人と話してもらえたらなと思っていて、
大輔
いいですね。
美加子
よかったら何に興味があるのか、なんで今日ここにいるの?こんな平日の昼間に、って話をしてもらえたらと思います。
大輔
では、ニックネーム、どこから来たのか、今自分が興味関心があること、今感じていることっていうのを二人もしくは三人近くのペアで組んでもらって、3、4分時間をとりますのでシェアを始めていってください。では進めていきましょう、どうぞ。

 

(会場シェア中)

 

大輔
はい、終了してください。お礼を言って終わりましょう。ありがとうございます。

【全体性について】

 

美加子
じゃあ、何について話せばいいかな。
大輔
もともとわしが初めてみいちゃんに会ったのは、今年の2月に今日もスタッフで来てくれている、京都大学の学生二人が「全体性」というテーマで、学生向けに合宿をしてくれたんですよ。
大輔
テーマが「全体性」っていうだけで、新しい時代の幕開けをすごく感じるなと思っていて、そもそも全体性って何だって疑問を持たれる方もいらっしゃると思うんですが、そこには20人くらいかな。京都、関西、もちろん東京からも若い子たち、先輩たちが集まってくださって2泊3日の合宿をして、ものすごく濃い時間だったんですね。
大輔
その中で、みいちゃんとわしが、流れで公開セッションをすることになり、要はこうやって聞いている中の人から一人ここに来てもらって、その人の問題とか考えていることを話して、ここで解決する。みたいな話をやった時にですね、あまりに精度が高かったの、みいちゃんの。その合宿中にパパっと何の打ち合わせもなく、その人の背景も何も知らないまま話した、そこにこう、一番その人のソースに至るまでのストーリーがあまりにも鮮やかで。
大輔
わしも6000人以上カウンセリングをしてきて、結構いろんなカウンセリング手法をやられている方や、いわゆる個人セッションと呼ばれるものをされている方を見たり受けたり、教えたりしているんですけど、それでもなんじゃこりゃーと、本当に芸術作品みたいな、本当に音楽を聴いているかのごとく、その人の一番深いところまで瞬時にすっと入っていって。
大輔
しかもそれがすごいのが、本人もちゃんとそこを認識できて、そこから自分でワンアクション起こすってところまでがセットになっているっていうのが、すごく面白かった。それを今日もともとみんなに体験して欲しくて、この場を作ったんです。
大輔
いきなりそのセッションしてもいいんですが、みいちゃんがそこの個人セッションをしたり、人間の進化、もしくは魂とか全体性があるとしたら、そういう世界に至るまでの簡単なストーリーみたいなものを聞かせてもらいながら、随時わしが気になったとこを「そこってどんな感じ」って聞いていければなって思っていますのでよろしくお願いします。
美加子
はい。どこから喋ろうかな。今の時代は一体どういう時代なのかっていうと「コンテクスト」この文脈のところから話たいんですが、これまでも、今ももちろんそうなんだけど、これまでに近いと思っている世界観はどういうものかって言うと、この外側の世界は基本的には恐ろしいところです。
大輔
うん。うん。
美加子
恐ろしくて危険です。そこにわたしたちは体を持って産み落とされちゃいました。なので外側では色々恐ろしい出来事が起こります。
美加子
そしてこの出来事に対して私は、不快か快かのどっちかです。それは嬉しいと思うのか、「えっ?」て思うのか。快感か不快感ていうふうに人は反応します。これ(不快)がすごい嫌なんですね、人間て。不快なことはできるだけ起きて欲しくないと思っている。
美加子
だから、社会はわたしたちに何を言うのかというと、「不快なことがないようにこの世界を生きていくのだ」と。それが幸せなんだよ。ざっくり言うと、そういう感じですよね。
美加子
だから、強くなりなさい。お金を稼げるようになりましょう。ポジションをあげる。で社会で安全に生きていけるようにしましょう。この「安全に生きていけるということこそが幸せにつながるのだ」っていう教育を受けてわたしたちは大きくなるわけですよね。
美加子
この出来事っていうのは、基本的には起きちゃう。自分が好む好まざるに関わらず起きます。起きちゃうから、余計に恐ろしくて怖いじゃないですか。この不確実性をどうやってコントロールできるのかっていうところで、わたしたちは思考を使っているわけですね。
美加子
予測する、リスクを考える、ヘッジする、先まで読む、みたいなやつですよ。だから事業計画みたいなものになるわけですよね。いかに先まで見通して恐ろしくて危険な世界をコントロールしていくのか。

っていう世界に住んでいて、この世界にどうやって適合していくのかっていうのがここまでの世界観だと思っています。恐いので何が起きるかというと、原動力が基本的には恐ろしさ、恐怖だと思っているんですよね。

 

美加子
だから、恐ろしいから、なんとかしなくちゃというアドレナリンを出さなきゃいけなくて、で、なんとかするために一生懸命行動して、その恐ろしいこと不快なことが起こらないように、もしくは今起こった不快感に対して、どうやってこの不快を早く快に変えていけるのかっていうところで行動する。
美加子
それをずっとみていくと、結局人間は何をしているんですか、この世界で、問題って言われているものを、その何が問題なんですか?これが問題です。じゃあ何が問題なんですか?って聞いていくと、結局これ(不快)しかないんですよね、最後。
これって不快に対して反射、反応しているだけじゃないのって思ったわけです。だから熱いっていうのと一緒。
美加子
熱いっていうのが人生だったら、それって人間なんだっけって思っていて、こんなはずない人は、って思うんです、わたしは。なんか、おかしいよね。トカゲと同じじゃないはずみたいな。
美加子
この結果、何が起こったかっていうと、安全と幸せのためには、不快を快にする力がどれだけ強いのかっていうことが勝負になってきたから、ここに強くあることっていうことがすごい大事で、弱い奴は弱肉強食とかって言われて、いやいや動物の世界は弱い者だってちゃんと生き残っている世界を作っているんだけど、人間だけがこういう者(弱い)雇用者達を犠牲にしてでも、こっち(強い)が安全に生き延びるっていうことが大事なんですっていう世の中になっちゃいました。
美加子
そこに私はすごく違和感があって、なんか変だよねって思うわけですよ。大量の食えない人たちを地球で輩出して、1%の人たちがにすべての9割以上の富が握っています、みたいな世界に着々とそこを作っている状態って、誰も幸せにしないよねって思っていて、このパラダイムを、どういうふうにやったら変えられるんだろうと色々探したんですね。
美加子
で、探した結果行き着いたのが大ちゃんがさっき言った「全体性」っていう世界があるんじゃないかしら、と。でそれはどんな世界かというと、私たちがどう世界を認知するかによって世界が決まる。だからこれが自動的に恐ろしくて危険なところになっているんですけど、私がこの世界をどう捉えるか、っていう認知がありますよね。
美加子
認識っていったらいいのかな。認知は選択だ。ここがどんな場所かって思うのは、私の内側の状態にかかってる。これを生み出しているのは内側の状態なんじゃないの。
美加子
自分の内側が平安で安心できていて、自分がちゃんと自分でいられて、自分の存在価値が自分で認められてるよねっていう状態だったら、外側の世界に対してここが危険だとはならないじゃないですか。
美加子
外側の世界ってどこか本当はわからない。ただわたしたちがこういう認知になっちゃったから、そういう世界になってんじゃないのか。外の世界がそうで私が後なのか、私が先で外の世界が決まるのかっていうの、どっちなんですかっていうのを疑ってみたらいいんじゃないかと思っています。
美加子
今の仮説は、わたしは、内側が先なんじゃないかって仮説を持っているんですけど、内側の状態が外側がどこかっていうことも規定するし、内側の状態が外側の現実、この出来事ですよね、出来事は起きちゃうんじゃなくて内側の状態が作り出している。
美加子
なんでって、それはわたしの認知とわたしの行動にかかっているから。こういう世界があるんじゃないのかしらって思っているんですね。
美加子
人間が出来事を創り出しているとしたら、それはすごく朗報で、だって出来事がないから。わたしが作り出している現実だから、わたしの内側の状態が変わればその現実は変え得るっていうことなんですね。
美加子
それってけっこう革命的じゃないのって思っていて、みんな怯えて、起きちゃうこと、爆弾が落ちてきちゃうとか、こんなことが起きちゃう、あんなことが起きちゃうっていうことに怯えて、対処するために課題解決しなければならなかったこのパラダイムから、この現実をわたしが作り出しているとしたら、
美加子
わたしは内側の状態として世界に対してどんな認知を持っていて、これメンタルモデルって今日やりたいことなんですけど、わたしは自分と世界に対してどんな認知の元その世界をみていて、この世界とわたしがこの体をもって接触したときに、わたしの内側にはどんな反応が起きて。
美加子
人間て反応動物なんですよね。常に今もみんないろんなことを感じながら聞いていると思うんです、常に人間は反応しているわけです。外界の刺激に対して。この反応の中に身体感覚と感情と思考と、他にも色々ある、直感とかね。
美加子
これがありますよね。この認知を作り出しているのはこの反応なんだと思っているんですね。わたしがどう反応するのかを決めているのかはわたしがもともと世界と自分がどういうことなのかと思っているかによってるわけですよ。
美加子
どういうふうにこれを説明したらわかるかなっていうと、しょうごさんあの多分ね働いててね、「お前なんでそんなに仕事ができないの」って言われたらけっこうショックですよね。普通ね。

 

しょうご
そうですね。
美加子
「なんでそんなこと言われないとないのあんたに」みたいに、ムッとしてそんなことないですよって言い訳したくなる気分か、見下して「お前に言われる筋合いはないんだよ」みたいな感じで、いろんなパターンがあると思うんですけど、いずれにしてもそれは不快感になるんですよ、普通だったら。
美加子
で、「お前はどうして仕事ができないの」って言われたときに、どういう状態が自分の内側にあったら私はその相手を責めたり、攻撃したりっていう反応に入らないかというと、「それはあなたの意見ですよね。わたしはわたしで一生懸命やってます」っていう自己確信があったら、それはあなたのアイデアで意見だよねって、受け止められるっていう層を本当は作れるんです。
美加子
じゃあどうして反応しちゃうのって話なんです。反応しちゃうのはその意見にわたしが何かの解釈を作り出せる何かの内側の認知を持っているんだよね、信念を。
美加子
「わたしはダメだ」、「価値がない」、「あなたにとって有益な人間じゃなきゃいけない」、よくわからないけれども。何か持っているから、そうじゃないでしょって言われたときに反応すると思っていて、てことは、反応を作り出しているのは外側の世界じゃないってことなんですよ。
美加子
この人がそのセリフを言ったからわたしが反応したんじゃなくて、わたしが内側でその認知を持っているから、そのセリフに対してわたしは「それってつまりこういうこと言っているのね」っていうふうに解釈して反応しているっていう順番になっているよねと。こうなんですね。この解釈が認知を作り出しているから。これ逆だな。
美加子
だとしたら、この解釈は何から生まれているんですかって、話なんですよ。この解釈と認知と反応の構造がちゃんとわかれば、人間が外界に対してどう扱えるのかっていうリテラシーが上げられるって思っているんです。
美加子
だけど、それをやるにはこれがなんなのかをわからないとないわけ。なので、感情ってなんのためにあるの、何してるの、それは私たちに、体ってどういうふうに使えばいいの、思考ってつまり何してるわけ、わたしの中でと。人間の機能をちゃんと理解しないといけないんですけど、何にも知らないんですね、わたしもこのことに関して。
美加子
異様にこの思考だけがすごいいいものだとされてるわけ。考えたら結論が出るし、みたいな。考えられるヤツが優秀だとかね。そうなんですけど、これ(思考)だけではどうしようもないわけですよ。この世界。
美加子
この本当の現実を創り出しているっていう世界を、自分で本当のクリエーターとして現実を創り出す者として機能するには、これ(思考)だけでは決して十分じゃないわけです。
美加子
人間に兼ね備わっているているいろんな機能を、全体をそれを良い悪いなく全部使えるようになって初めて創り出している現実がわかる、っていう状態にいけるんだっていうふうに思ったんですね。
美加子
なので、これをどういうふうに人に理解してもらったら、自分の内側のこの状態を作り出している機能がわかって、それを自分でマネージできるか。マネージって別にコントロールじゃないですよ。
美加子
うまく自分の機能とお付き合いして、ここ(内側)と自分がどう共にこの現実を外側で創造できるのかっていう、全く新しい教育だったりリテラシーがすごく必要なんだけど、これを学校がやってくれないんです。
美加子
困ったなって思って、しょうがないから自分でやってるっていう感じなんです。だからここ(認知反応解釈を理解すること)をすごく大事だっていう思っているんですね。これがわかってくると、なにが起こるかっていうと、私たちの認知の大元を作っているのは、私たちが人間社会に適合するために作られた認知体系なんですよ。基本的に最初に自分たちが持っているのは。
美加子
この認知体系が自分でどういう認知をもともと持っているのかがわかったら、どういう認知を自分はしたいのかってことに関して本当に選べるんですよ。それを選ぶ時に、この体系がわかって自分のことを知り尽くすと、何がわかってくるかっていうと、自分は一人で生きていないってことなんです。
美加子
この心臓はわたしが動かしてないし、この爪はわたしが動かしてないし、なにかすごく大きな力が働いて、わたしという現実を一緒に創り出しているっていうことが、感覚的にわかってくるわけです。
美加子
なんでかっていうと、この部分は、私たちが宇宙の一部だからなんですよ、イっちゃった言い方をすれば。宇宙作業なの、いろんなこの起きてることっていうのは。わたしたちはあたかも自分一人でこの世の中を生き切らなきゃいけないって教育を受けてるわけですよね。
美加子
だから強くならないといけない。でもその内側の状態でわたしが生きているんだって意識は、恐れしかないんですよ。恐ろしくてこんな広大な危なく見える世界に、わたしどうやって一人で生きていけばいいのって、恐怖の中で人間が生きざるをえなくって、それは不安なんですよ、必ず。
美加子
どんなに強くなっても恐ろしいわけ。それが止まらないから欲望になっちゃうんですよね。今度得たら失うことが怖くて、その度にまた余計にまたいろんなことをやらなきゃいけないから、基本的に何が起こっているかというと、みんな行動中毒なんです。
美加子
なんかやってないと不安、何か得てないと不安、何か成長していないと不安になっちゃうから、消費するしかない。止まらない。時間は早くなる一方ってなっちゃう。
美加子
で、それは全然宇宙を司っているサイクルとは違うってことが、自分の内側の世界のことに関して理解ができると、それが体感覚的にわかるようになってくるんです。
美加子
そういうリズムで動いてないんだって、外側と内側の乖離がわかるんだけれども、宇宙はどっちを動かしているかって言ったら、自分の内側にメッセージは常に送られてきてるわけですよ、本当は。
美加子
だけど、それを使う方法がわからないから、内側の軸が何にもないままものけの空のまま、外側の世界に必死で合わせようとしてる生き方は、しんどいんですよ。
美加子
その自分は本当は何を感じていて、どういう感情を持っていて、何のシグナルが、今この外の世界の体験からわたしはメッセージとして受け取らなきゃいけなくて、それを自己理解するっていうサイクルがここでできたら、この自己理解って何かって宇宙を理解することとイコールなんですよね。
美加子
宇宙って何かっていうと命そのものがどう動いているか、どういう働きでこの生命を司っているか、自己理解から直結してわかるようになっているんですよ。で、これが起こると何がやばいかっていうと、個人が独立しちゃうんだよね。
美加子
だから、支配者だったら、わたしが。圧倒的にこっち側がいいんですよ。お前は価値がないよと、だから一生懸命働きなさい、そしてら承認してあげる、っていうことができるのってこっちなんですよね。
美加子
それは自分の内側にあることを感じてもらっちゃ困るし、都合の悪いこと考えてもらっても困るから、基本的には人間の内側にある軸は抑圧しないといけないんですよ、この社会っていうのは。
美加子
でもその意味でいうとすごく社会はうまくできているんですよね。思考停止するようになっているわけですよ。「それが正しいって思え」って、これが最高の武器なんですよ。正しさ。正しさって思考の世界だから合意するかしないかっていうだけですよね。
美加子
正しさに合意させられたら、感情や感覚や自分が正しいと思うこと、爆弾を落とせっていうことが、感覚的にはそれは命を傷つけることだよねって、そこに人間が、その人たちにも子どもがいるんだよねっていうことを感じちゃったらできないから、ミッションを遂行するためには、これ(正しさ)に合意することが一番早いわけですよ。
美加子
これで社会が動いているんだって、何が正しいかと思うんですかと議論するわけですよ。でも、正しさなんて人の数だけあるし、本当は正しさなんて軸にしてはいけないんですよ、決して。
美加子
何でって。「正しくない」が必ず裏側にあるから、反対側に。これが極の対立ですよね。基本的にこの社会でいたるところで起こっている。どっちが正しいの、っていうやつですよ。これはやっぱり思考の世界が作り上げた素晴らしい対立構造量産マシーンなんですよね。
美加子
正しさに入らずに、何に人間がどんな機能を使ったら、本当にお互いが理解し合えて、そこから双方が望む現実を、理想主義かもしれないけども、創り出せるのかって言ったら、これじゃ無理なんですよ。
美加子
正しさをねじ伏せることしかできないから。お前これが正しいって思え、って権力とか暴力とかを使ってねじ伏せるやり方しかないんです、この思考の世界の中には。なので、この世界の共感にすごい興味があるんです。
美加子
ここで、受けてる人いるかもしれないけどNVCっていう、非暴力的に人間が共感しあうテクノロジーを人間が身に付けるためにはどうするかっていうのを別のクラスで伝えてるんですけど、これをやるには自分のこの内的世界の全機能を自分で受容して使えるようになっていかなければならないっていうプロセスが欠かせないのね。

美加子
それはある種、自分を思い出していくということなんです。なので、セッションとかでやっているのは何かと言うと、思い出してもらってるってことなんですよね。
美加子
新しい知識とか全然ないよっていう。
美加子
ただ、「ああ、そうだったのか」って、その人が自分の本当の真実は全部内側にあるのに、そこにアクセスしてはいけないって思ってる、いや、思ってないんですよ、潜在意識はね。
美加子
実際そうなっちゃってる状態を出てもらうっていうのを助けてるだけなんで、なにがあるのかっていうのを見ていくと、これがわかる、すごいある意味ここはすごくシンプルな構造でやってると思ってるんです。それがこのパラダイムチェンジだと思ってるんですよね。
美加子
正しさ、ここを司っている世界は、基本的に、あの、二元論って言ってるんですけど、「いい」「悪い」、ここは、「いい方」が「快」なんですよ。「悪い」が不快なの。これなんですよね。でこっちが正しくて、こっちが間違っているんですよ、正しくない。
美加子
これは、一番最初にどこに作ってるかというと、わたしたちの内側なんですよ。
美加子
だから、こんな私はだめ、こんなところを見せては危険だ、男の子だったら、情けない自分ダメ、弱いのもダメ、やさしすぎるのもダメ、かといって怒りんぼもダメ、って、結局何になるかって言うと、人間の内側は「いい」「悪い」で切り刻まれているのに、「悪い自分」は隠すか克服して、外に出す自分はどんな人かと言うと、目指せいい人なんですよね。
美加子
みんないい人。いい人って誰って言うと、誰でもないんですよね。うん…でも、脅かさない人でしょ、いい人って。誰も脅かさない人が「いい人」になっている。そんな人なれないのに、目指せいい人だから、これだけで社会はすごく大変ですよね。
美加子
私でいられないから、基本的に。私はみんなに受け入れてもらえるいろんなフリを身に纏って、ほんとは、こんなやつスゲー話つまんねぇって思っていても、「ですよね!」とか言うわけですよ。
大輔
うん。うん。
美加子
この目指せいい人、いい悪い、をどうやったら人間が出れるのかは、全ての人間が反応、機能、全ての意味をみんなが本当にわからないと、中庸にはいけないんです。
美加子
この世界は、中庸が作り出す世界なんですよ。クリエイトしてる原動力は、すべてのエネルギーはある種使えるっていうところでやるから、この反応も感情も全部私の創造のエネルギーなんですよ、ほんとは源泉は。ちょっとぶっとんだこと言っちゃうと。
大輔
うん。
美加子
その創造のエネルギーを全部ロックアップしてるんです、使えないようにしてるの。これダメだから、これはこういうものだから、こんな私はどうだからっていってラベルをして、封印しちゃうんです。
美加子
だからそれを開放していって、全てがあっていい、あっていいの「いい」はいい悪いの「いい」じゃなくて、ただある。
美加子
「そこになにがある?エネルギーがある!」エネルギーがいい悪いはなくて、本質的には、中庸なものであるってことに至るプロセスをファシリテートしてる。
美加子
ファシリテートって専門用語になるんですが、そこに人間が戻っていけるプロセスを、寄り添ってるって感じですね。
美加子
いろんなこう、テクノロジーって言われている、これをつかめる技術を使いながらそこに人間を進化、あの、進化よりも、戻っていくなのかな、スパイラルアップなんだよね、よくわからないけど、うん。
大輔
うん。
美加子
なので、今の人間がどうしてこんなに、破滅的になっているのかってこと考えると、その進化の過程でどっかがイビツなんだと思ってる。
美加子
赤ちゃんって産まれてきたときに感覚しかないんですよ、言語がないから。感じてる世界があるけど、その感じていることを描写もできないし、意味づけもできない、ただ感じていますっていう。
美加子
頭蓋骨開いているじゃないですか、こうやってね。その時代から次にイヤイヤ期になって感情がおこる。もうこの時期に、感情をちゃんと受容してもらったり、寄り添ってもらったりとか気持ちに寄り添ってもらうみたいな扱われ方をすると、感情がちゃんと発達する、能力として。
美加子
この体感覚で感覚があって、感情があって、感情が受け入れられることによって、自分の肯定感とか自尊心とか、自分であっていいっていう感覚を抱いて、その土台の上に知性がのってくる、本当は。
美加子
なんだけど、ココがないから、この真ん中。それは発達しないですよ。だから正常に発達していない。結果、IQばっかり高いんだけど、なんか人間としてどうなのって。人間って全部があって機能するようになってるから感じる力と考える力と動く力、行動する力って、全部いるんですよね。
美加子
うん、それを全然使えてないと思っています。で、その内的世界を無視しちゃってるがゆえに、世界はつい最近まで外側しかなかったんですよ、人間はたぶん。
美加子
私44ですが、私より上の世代は、自分の内側に対する欠乏感とか欠損感、この恐れ、恐れって要は分離感なんですよ。
美加子
あるものから分離しちゃってる、その分離感を外側の物質の豊かさで埋めなさいって、埋めたらあなたの内側も埋まるからと言われた世代なんですね。
美加子
私たちの世代くらいまでで、とりあえず外側は埋まったんですよ、日本くらい豊かだと。埋まったあとに、次の世代は、とたんにやることがないわけ。
美加子
外側埋まっちゃってるんだから、「何なんですかこれ以上」ってことになる。これ以上豊かになるって、どうやったらいいのって。
美加子
外側にやることがないので、たぶん私より下の世代はどこに向かうかというと、内なる世界に向かうはずなんですね。
美加子
内なる世界に向かったときに、同じように、外側の世界に足りないものを埋めようとする、もしくは不快なものを直そうとするってことを、内なる世界で同じことをやろうとするんです。間違いなく、このままほっとくと。
美加子
それ違うんじゃないの?と思っていて、そうすると何が起こるか、自己嫌悪感なんですよね。その欠乏、欠損に対する自分はダメだ足りないという、自分について思うことだから今度。それが外側で補えないわけですよ。
美加子
外側で埋められたから、たぶん内側でも補えてるよねっていう、私たちの世代の贅沢はないんですよ。内側は埋まらないです。
美加子
だからすごいうつ病が増えると思うんですよ。埋まんないから。で、そのデポジットが絶対人間を幸せにするわけがないのだから、何をしたいかというと、早くこの全体性のテクノロジーを広げたいんですよ、わたしは。
美加子
欠乏を埋めるところに、幸せとか充足はないから。それを外側でやった私たちの時代から、今度はまた内側でやるんですかって。
美加子
その先にもたぶん、充足はないんです。どこまでいっても欠乏してるから。欠乏を出れる、欠損、足りない、ダメだ、不快なものを無くしたいじゃなくて、全部あるんですよ。
美加子
不快はすごい大事な感覚なのに…ってすごく思っていて、大事だから不快なんですよ、だってたいして大事じゃなかったら、快楽でいいじゃないですか、スーって過ぎちゃうから。
美加子
不快だからそこに意識がいって、「それって何なんだろう」っていうふうに、内省できるテリトリーなんですよ、そこは。
美加子
誰もそういう風にとらえてないから、せっかく大事な不快感がきてるのに、それは無かったことにって言って、砂かけちゃうから、一向に人間は進化しないんです。ってなってるんじゃないのかな、と思ってる。
大輔
うん。うん。
美加子
まぁ背景。ちょっと長すぎたかな。
大輔
逆にこんだけシンプルにまとまってるのって、すごいなって思う。
美加子
うーん。そうなんだね。
大輔
すごいこれ、まとまってるし、1回聞いてわからない人がいて当然だと思うんですよ。すごく体系化されてるし、余白がある話なのね。
大輔
余白があるってどういうことかというと、例えば、「解釈」って言っただけでね、解釈ひとつの裏にも、こうこうこう、こうこうこう、って言うことがあって、「解釈」。その余白が読める人は多分、この全体を見たときに理解できるけど、それぞれ一個一個すごく、この余白がありすぎて、よくわからないなという人は、動画をアップしたりするから、動画を見て、何回か見るうちに、すごい自己理解が深まってくるんじゃないかなと思ってます。

【原動力について】

 

大輔
で、みぃちゃんのを聞いて、わし何個か扱いたいテーマが出てきたので、それについてみぃちゃんと一緒に話したいと思うんだけど、一個が、今日のテーマでもある「源」と、その「原動力」って言葉に関して話をしたいなって。「原動力」って書いて字のごとく、源から動く力って書くじゃんか。
大輔
じゃあ、皆さんの原動力ってなんですかって言われたときに、どういうキーワードや、どういう単語や、何が思いつきますかっていうのが、1つめの皆さんへの問いです。ちょっとそれ、さっきの同じグループの人たちと、1分くらい話してみてください。どうぞ

 

(話し合い中)

大輔
はーい、では終了してくださーい、ありがとうございます。はい、ありがとうございます。じゃぁちょっと聞いてみようかな。
大輔
詳しくは聞かないんですけど、自分の原動力が明確にわかってるいう人。
(手を挙げる)
大輔
はい、一人二人三人…おう、五人、六人くらい? うん、ありがとうございます。ってことは、あとの人は原動力が何かわかってないんですよ。
大輔
だって、自分のコアが何で、自分の源が何かがわからずに、右往左往しながら、適合しようとしたり、恐れを避けようとしたり、ってしながら、常に不安定な状態で人生、生きてるってことなんですよね。
大輔
要は自分のソースが何かわかってない、自分の魂が求めるものが何か。それが、メンタルモデルで、出てくるんですよね。
大輔
その人にとって一番何が重要なのかは、幼少期の体験と、生まれる前の設定とダブルで、それが合わさってきたことによって、見えてくるんです。それをひとつ知っといてほしい。
大輔
原動力、源から生きようとするときに大事なのが、一致しようとする、創造しようとするのか、分離しようとする、要は自己防衛しようとするのか、道が分かれるんですよ、大きく。愛を選択するのか、恐れを選択するのか、っていう大きく二つに分かれます。
大輔
愛は一致することであり、創造を共にしていくことことなんです。例えば、わしがAさんを見たときに、「Aさんと何かをしたいな」そして「Aさんに自分自身の源を感じるな」「あ、自分はAさんなんだ」って一致感を探っていきながら何かをしていくのは、愛を選択し続けるっていうのに近いんですよ。100%一致とは言いません。
大輔
近いんですが、例えばAさんを見たときに、「うわ、Aさんって嫌な人だな」「なんか嫌いだな」「なんかいると不快だし、私この人見たくもない」っていうのは、分離なんですよ。
大輔
「なんでAさんはこんなこともできないの」みたいな、でもそれはAさんを通じて、自分の源と対話していることなんですよ。
大輔
元々のソースって言うのは、全てひとつで、同じ個・・・同じところから皆さん分離して、肉体っていうものを持って生まれてきたんですけど、目の前の人否定したり、今の社会を否定したり、否定に対して何かを作るっていうのは、創造しているように見えて、実はどんどん分離を大きくしているようなもんなんですよね。
大輔
例えば、「世界は平和ではない」だから平和にしなければいけない。平和の活動を創造しよう、平和活動をしよう。これって愛ですか、恐れですか?原動力は?
オーディエンス
恐れ。
大輔
恐れですよね。
「なんてすばらしい世界なんだろう」、そしてこのよりよい世界の中で自分が「何を造っていきたいんだろう?」
これは?
オーディエンス
愛。
大輔
うん。っていうことは、原動力の根本にあるのはまず、最初のスタートが愛か恐れか、で、愛の種類はそれぞれ違うんです
大輔
メンタルモデルとか、産まれてきた特性特長によって、その人が愛で何をどう表現するかは、変わってくるんですが、最初の出だしが、無意識にもうほとんどの人が恐れから始まっているんですよ。
大輔
オセロで言うと、最初に黒を置いて、そのあといくら白を置いても、一回でも自分の中で反応解釈が起きたときに、「うわぁ」ってきたら、黒を置いたら今まで積み上げてきた白が、全部真っ黒になるってことを、みんなそれで何回も人生が狂って、狂わしてるんだね、せっかくがんばったのに・・・みたいな。
大輔
でも最初に愛を選んで、白を選び続けている人は、途中に1回2回黒を挟んでも、うん、また白置こうって言って、安心するんです。要は不快と快に反応しなくなるんですよ、そんなに。
大輔
快か不快かで判断するんじゃなくて、本当に自分が一致するか、目の前の人と、今の自分自身の感情や感覚、本当に選んできたものと、一致している感覚を持ちながら選んでいる人は、白、白、白、あ、黒、黒、「あ、最近黒多いなぁ」みたいな。
大輔
でも最初に黒置いてる人は、無意識に一回でも黒置いたら、もう全部ひっくり返るっていうのがわかってるから、もう何とかして、白白、ほかの人を押しのけてでも、私の白!・・・ってやっていくと、生きるのが苦しくなっちゃうよね。
大輔
だから、今皆さんの現実や目の前に起きていること、嫌な人を見たときに、まず白を置くっていうところからはじめていくっていうことを、ひとつ、原動力っていう話では、すごくお伝えしたいなって思っていました。なんかみいちゃん補足ありますか?今の話。
美加子
あのね、白って話を、こういうことかなと思っているのは、これは(二元論の世界は)、外から始まるんです。
美加子
外側からの刺激に対して、私が反射してるっていうか、快か不快かだけで、そこに人間の選択は無いの。
美加子
もう自動的にそういう風に行動しちゃいます。っていうのが、こっち。駆り立てられてるのに近い状態なんですよね。
美加子
でもこの駆り立てられてるんだけど、頭はいろいろ考えてるから、あたかもすごく高尚なことやっているふうにはなるんです。ココがだまされてるところなんです、一番、思考に。
美加子
どんなに考え抜いたとしても、どんなにいいことをしてる、っていう解釈の中の、頭ね、どんなにいいことをしてると思ったとしても、この不快感から何かを始めてたら、黒なんですよ、絶対に。
美加子
黒っていうのは悪いことじゃなく、黒と白ってすごく意味ついちゃって、白人のほうが優位でしょ、黒人のほうが劣勢だって思われてるじゃないですか、黒をお葬式、白はウェディングなんですよ。
美加子
黒白ってものすごい意味がついちゃってると思うんですけど、それもいい悪いのここ(二元論)で、起こっちゃてるわけ。
美加子
だけど、黒が悪いんじゃなくって、これも人間の機能としてすごく大事な話なんですよ、「熱い」っていわなきゃいけないから私たち。
美加子
だってそれに反応できなかったら、命守れないことがいっぱいあるから。だけど、その機能は機能として持ちながらも、これしかやらなかったら、あの、爬虫類のトカゲと一緒なんだよっていうことなんですよね。
美加子
で、白はどういう世界かっていうと、この反応に対して、自分をその反応にまみれず、反応してるのは私ではなくて、反応を見ている私っていうのが、本当の私だっていう、私をもうちょっと作り変えなきゃいけない、もう一人。
美加子
そのわたしが、反応する自分を見て、今すごいこういう気持ちになってるんだって、内的の世界で起きている、外的世界との間に起こった相互作用の中にある、自分の情報を自分で知的に理解するっていうプロセスが本当は必要なんですね。
美加子
「熱っ」って感じたんだったら、それを感じたことの奥に、何をわからなきゃならないのか、私はこの体験から。ってのは、人間しかできないんです。引力を作り出せるから。言語能力があるから、それができるっていう。
美加子
だから、それを自己理解できたところから、その外側の元々のこの不快感が起きた原因になっているこの体験から、何を私は理解して、そこに対してどういう風に行動したいのかっていうのは、私が選ぶんです。
大輔
素晴らしい。
美加子
この不快感を感じる私じゃなくて。それが、白。だから黒は、ほっといても起こるから、やればいいんですよ。
美加子
白を使えるようになっていくことが、人間であるっていうことなんですよね、本当は。だけど、今の教育はどっちかっていうとこの不快感の逃げ方をどうやって択一させていくかみたいな教育になってるんだよね。
美加子
その逃げ方を高度にしておきましょう、高尚にしましょう、複雑にしましょう、もっと高度な逃げ方、戦い方ができるようにしましょうって私たちは散々鍛えられているんだけど、その先には、何があるの、不快の回避以外何も無いっていう…
美加子
そこから創造の世界、創造ってクリエイトする世界、へは行かれないんですよね。不快回避の方法がうまくなったかのように思えるだけ。それでだんだん虚しくなっちゃうんですよ、普通はね。
美加子
虚しさを…でも、ところがね、虚しさを感じることさえ封じてるから、それすらも感じなくなって、体に出て、病気になっちゃうんですよね。うん。
大輔
やっぱり、不快が来るんじゃん。はいはい、不快でどうぞ、私はこういう人生ですよ、みたいに不快のサイクルに入ってくると、快が入ってくると逆に、快すら不快になるんだよ。
大輔
怖いから。来るはずの無いものがくるから喜べないし、祝福されても全然気持ちが悪い。
美加子
受け取れない。
大輔
そうそう。受け取り下手な人って完全に、回避運動が自分の主たる人生の選択の中に入っちゃってるんだよね。

【認知は選択】

 

大輔
で、次がわし、認知は選択って、まさにそうだなって思って、ただココの最大の落とし穴は、大体のその人が解釈することは、今この瞬間じゃなくて、過去から解釈してるの。たぶん8割9割くらい。
大輔
だから、今私がコレ欲しいって思って選んでいるものすら、実は全部過去からのいろんな自分の条件付け、意味づけによって選んでいる場合がすごく多くて。
大輔
例えば、自分が幼少期に人前に立ちました。人前に立った瞬間に話してたら嫌われました。その瞬間にこの人は、「もう私は人前に立つのはダメなんだ」っていう認識が起きるじゃない。
大輔
そうすると、人前に立つ人を見たときに、「何、あの人、あんなこと言って。どうせなんか人に言われるわよ。」とか言っちゃたりとか、「どうぞ前に立ってください」って言われると、この人「いやいや私は・・・いいんです。今私立ちたくないんです。」って言ったとしても、今は本当はこの人は、立ちたいか立ちたくないかは、わからないのに、過去の経験から、今コレを選んだら、不快になってしまう。
大輔
過去こうだったから、今コレを選んだら快がやってくる、全部過去過去で、選んでるわけ。
大輔
わし、よくラーメン屋さんの話するけんね。ラーメン屋さん行くじゃん、ラーメンが出てきておいしい。で、おいしそう~って一口目食べるじゃん、うわぁおいしい!って思う。
大輔
そしたら二口目から、一口目のコピペなのね。わかる?二口目三口目もちゃんと味わってる?一口目は初めての味だから、「あぁ、おいしい」って。で、「スープおいしい」で、その次はだいたい惰性で食べてるの。
大輔
「今日の昼ごはん、どんな味でしたか?みなさん」って言われたときとか、マックとか例えばスタバとか入ったりして、いつものカフェに入ったら、今日のマック食べてなくて、今まで蓄積された、カフェの出てくるカフェラテのこの味だっていう、それ食べてるのね
大輔
ほとんどの人生が、今日常生活の8割9割がほとんど過去から見てる。過去から見ると、創造って起きないわけ。回避はできるけどね。
大輔
創造したかったらほんとに今ココに居続けるって事が大事で、今この瞬間から内的に受け取る特にわしは先取りをするんだけど、今日例えば、このセミナーとかワークショップに参加して受け取りたいものがある人は、始まる前からそれを受け取っている自分で参加するの。
大輔
この辺が、たぶん学校とかで教えられてない人間の能力のすごい価値があるところの一つで、欲しいものがあるんだったら、内的にそれを受け取って、すでに受け取っている自分の周波数で日常を生き始めるとその周波数を当たり前に帯びてくるんだけど、それを無いから得なきゃ、得たら幸せになれるは、得られないわけ。
大輔
だって、「無い」から始めてるから。あるものを拡張させることはできるけど、無いものって拡張させることできないわけ。それでみんな色々苦しいのね。
大輔
だから、自分の認知をまず、「ある」っていうところから始めることお金なかったら、今日来れないんですよ、みなさん。お金あるんですよ。
大輔
忙しいって時間が無かったら、来れないんですが、あるから来れてるんですよ。そこに一個ずつ◯を出していくことからはじめていくと、いくらでも自分の内的世界が外側の世界と一致し出すんです。
大輔
そこの内的な世界からクリエイションするために、自分のこういう機能や、自分の過去のメンタルモデルだったりとか、このあたりを勉強していく、認識していくことを、みいちゃんもわしも普段、自分たちのいろんな手法でやってたりしています。というところなんですけど、みいちゃんどうですか。
美加子
快不快をベースにしてる以上は、過去からしか生きれないんだよね。
大輔
うん、そうだね。
美加子
その記憶が蓄積が次を予防できるっていう風にしかならないから。
大輔
そうそう。
美加子
痛みがあるものは二度とこないようにするのが基本的な脳の最大の働きなので、過去の起こった痛みをいかに、これから今と未来に現さないかっていうところが、脳の最大のフォーカスになるのね。
美加子
なので、回避になってくる、全部の行動が。その痛みが起こらないように生きていく。そうすると本当に自分が体験したいことができなくなっちゃうんですよ。
美加子
大ちゃんがさっき言ってた例がその通りだと思ってて。全部がそうなのね。うん、「そういうもんだから」になっちゃってるから。
美加子
過去にこうだったから、つまり絶対その次も同じような類似体験があったら、必ずその体験がやって来るはずだっていうふうに、全部コピペされて、それが私の今の人生も未来の人生も全部埋め尽くしていってるわけですよね。
大輔
そう、もったいないね。
美加子
でもそれは、痛みの不快感に惑わされる限り、しょうがないんですよ。嫌だから、不快だから、起きないほうがいいからっていう本能は抗えないんですよ。
美加子
だから、コレが何なのかを人間的な知性の理解で越えていかないと、そこを不快感にゆだねている限りは、やっぱり、人間として生きれないんですよね。
大輔
素晴らしい。不快感にも丸を出すんだよ。快が◯、不快が×じゃなくて、快も不快もひっくるめて、◯出すの。
大輔
例えば、「うわ、初めましてしょうごさん」ってわしが思った。「なんか嫌い」って思ってたりする。「なんか嫌い」って思うのは、完全に過去からの、しょうごの見た目とかじゃべり方とか服装とかから、こういう人はこういうタイプだっていう、解釈が起きるわけ、瞬間的に。
大輔
あともちろん、動物的な直感的なものもあるよ。でも大体自分の過去からの経験から、ああいうしゃべり方をする人は、こうで、すぐ解釈をする。そしたらその時、距離とるじゃん。
大輔
解釈が次の行動とか認知をつくって、認知が自分の反応を作って、反応が行動を作るから、もうそのときに距離をとるっていう時点ですでに分離だから、不快感を、人だったり場所だったり物だったり仕事だったり出来事だったりに感じたら、まずね、それと共にあるっていう、選択をして欲しいの。
大輔
「あ、嫌い」とか「あ、苦手」って思ったら、「しょうごくんのこと苦手だぁ」って、言わなくていいから、すごく苦手なのを感じてるっていうのをニュートラルに感じ続けるっていうのが、1つのオススメで、コレができない人が多い。
大輔
最初の10秒くらいニュートラルでも、「あ、なんかこの人嫌いだな、なんか怖いな、嫌だな、わ、なんかやっぱり嫌いだーーー!!」ていうのが発動しちゃう。
大輔
「上司にニュートラルに、そう、私は大丈夫、あ、でもあの上司が、いやでも大丈夫、ニュートラル・・・でも、、なんとかなんとか…」って言ってニュートラルになれない。
大輔
不快感と共に居れないから、回避行動が起きて、回避行動がまた自分の思い込みを強化するって事が起きてたりするから、自分が不快感やネガティブや嫌なことと、ただただ一緒に居る、良くしようとしなくていい。
大輔
ただ不快に感じてるっていうことを、ただ感じる。その先に実は一番欲しいものがあったりするんだ。そこを掘っていくのがあとの後半のセッションなんだけど、
自分の嫌なものの先に、必ず”愛”があるっていうね。
大輔
反応するってことはさ、同質のものがあるから反応するわけ。同質の物を持ってなかったら、反応しないのね。で、その自分が抑圧しているものの、同質なものを表に出している人を見た日には、もう、「うえ~~」ってなるわけよ。
大輔
だからそれに対しても◯を出して、ただただ、そことあり続けるっていう中庸を、どれくらいの時間の長さと深さで取れるかっていうのが、その人の成熟度合いによるのかな。
大輔
動物はできないから、「きゃんっ」「ワンっ」「にゃー」「シャーっ」ってなるから、なるよね?すぐ動物は。
大輔
人間は、「あ、」って思っても、ちゃんとそこからつながり直すってことが、何度でもできるから、自分からコード切らないのが、すごく大事かなって思う。
美加子
で、そのコードは、ほんとは他人につながっているんじゃなくて、”私”につながってるのね。
大輔
うーん、いいねぇ。
 
美加子
だから、大ちゃんがさっき言った例で言うと、しょうご君に対して例えば、「えー、何こいつ」って思ったとしたらね、その「何こいつ」は、しょうご君じゃなくて、私なんですよ。
 
美加子
だから、その瞬間、自分の内側で何か分離しているものがあるんだって言う気づきに変えたらいいわけ。
大輔
うん。
美加子
そしたらその人の話、全然関係ないから、何にも関係ないから。しょうご君関係ないんですよ、このことに関して。関係ないんだけど、外界は常に、内的統合に向けて働きかけてきてるわけです、そういう風に。
大輔
素晴らしい。
美加子
外側の世界は分離してるのね、で、内側の世界だけがエネルギー的には統合できる領域なの。こっち(外側)できないから、なんでってみんなバラバラで個だから。
美加子
ここは3次元で、個としてみんなバラバラで、分離してる世界があるからね。でも、内側の世界はそうじゃなんですよ、全部統合できるんですよ、ここがすごいポテンシャルの違う世界なの。そのポテンシャルがあるのに、私たちは内側の世界も分離してるわけ。
美加子
だから、しょうご君を「はぁ~?」て思うんだったら、その「はぁ~?」は、何の「はぁ~?」なんだろう、自分の内側の。っていうふうに、”私”の話に瞬間ベクトルひっくり返したらいいわけですね
美加子
そしたら、大ちゃんが今言ったみたいに、中庸はそこからしか私は起きないと思ってて、「こうすべきだ」ってことが、ものすごく暴力的だと思っている、「中庸でありなさい」って言葉に何の意味も無い。
大輔
あははは。
美加子
何の意味も無いのに、それに向けて、また「がんばる」にしちゃう。うん。「そのほうがあなた快適ですよ」ってことを、裏に言われてるんだよね、それは結局。
美加子
だからそうじゃなくて、やるべきことも、やらなきゃなこともほんとはなく、本当の意味がなんなのかっていうのを理解しないと、人間はやっぱりこうあるべきだ、こうしなきゃいけないって、こっちの世界(二元論の世界)をそれすらも不快になるから。反応している自分はダメなんですよ、その瞬間もう。
美加子
中庸になれない私は、ダメなわけ。そこのレッドゾーンがあっという間にイエロー。
あぁ、もう点滅!みたいになる、そう、そこも、大ちゃんが必ず愛に戻っていくって言うのも本当にそう、なぜなら分離を統合すると、愛しかないんですよ
美加子
そこには、”全て在る”っていう世界が愛だからね。本質的には。そこに戻るだけ。戻るプロセスを努力にしちゃいけない、決して。
美加子
自分の努力目標にしてはいけないんですよ。努力目標大好きだから、ここ(二元論の世界)。こういうことしかしてないから、努力は美しいって育てられてきたからね。
美加子
うーん、私もずっと親に、「あなた要領がよくないから、とにかく努力しなさい」って呪文のように言われて、大きくなってるわけ。でもそれがどのくらいナンセンスなのかっていう。
美加子
ナンセンスって、考えちゃいけないではなくて、それが何を本当に内的世界に起こすかっていうことなんですよね。
美加子
調和は無いわけですよ、アドレナリンは出せるようになるけどね。選べるものもあるけど、選べないものもあるっていう、自覚がすごく大事。
美加子
で、反応を見たら、「キタ!」っていう、「何何?」ってやれると、本当に素晴らしくいいんですよ。

 
大輔
だからもし、自分が人に反応したらまず感謝したらいい。あの人嫌だ、この出来事嫌い、なんであんなことするのって思ったら、その出来事にまず感謝と祝福を送るの。


大輔
私の何かがこの出来事を通じて愛が開こうとしてるんだ。でも表面的には今恐れが出てる。「怒り、悲しさ、嫉妬、妬み、辛み」がでてくるんだけど、愛が出ようとしてる上澄みみたいなもので恐れが出てるだけだから、まず出させてくれたそれに祝福を送るっちゃ。そうすると一回ニュートラルになる。それがまず1つ。


大輔
もう1個は、みんな一人一人に対して誰かが嫉妬とか妬みとか葛藤とか攻撃とかしてきたら、そこにも祝福を送るっちゃ。「この人は今、私を通じてこの人の愛を開こうとしてるんだな」って。てことはこの人の愛が開くってことは、だれの愛が開くの?私の愛が開こうとしてるんだなって。

大輔
攻撃とか否定とかされたら、普通は自己防衛するか回避するか攻撃しなおすかなんだけど、底に祝福を送るっていう技術が、人間の人間足らしめる霊的なところだと思っていて、攻撃されたり否定されたり批判されたりして嫌なエネルギー感じたら、〇を送ってあげて。そうすると、そこに対しての一致感がだんだん生まれてくるけぇ。昨日のグルコンで話したけど、「嫌い、嫌い、嫌い」ってどんなに言っても、「好きだよ好きだよ」って言われ続けるとね、嫌いになれないんだよね人って。好きのエネルギーってすごいから。


大輔
だから自分が自分のことをちゃんと〇を出すことと、相手に対しても〇を出して全部が〇になって一致したときに、なんだ世界ってこんなにやさしかったんだっていうのが本当に腑に落ちてわかってくる時が来るから。

大輔
×だすと、どうしてもグラスの底に汚れがたまっちゃうようなもんで、とにかくきれいな水を自分を相手にも注ぎ続けるというようなことをしていってもらいたいなという風に思います。

【質疑応答】

大輔
というところでファーストセッションが終了するんですけど、今のところで何か感じたり気づいたり質問したいなって思う方がいらっしゃれば…。
はい、たっつん

(たっつん)

たっつん
嫌いにも〇を出すってところで1個質問したいなと思いました。嫌いとニュートラルにいながら一緒に居続けるっていうことに関して、自分と同質なものがあって何か反応していて、その人を通して自分の中の愛が開こうとしているっていうのがあると思うんですけど。


たっつん
例えば同じステージにいるような人たちって、よくあるパターンとして会社にいてこういうセミナーとかに来て、いろいろ心地よい自然調和的な考え方とかを知って、自分の中身がそっちに行こうとしてて、でも会社とか現実とか家庭は変わらない、という状態にあった時に、嫌いと感じることとかもう一緒にやれないなとか感じることとか結構あると思うんですよ。


たっつん
それで、例えば会社が変わる、人間関係が変わる、家族が変わる、子供と離れる、親と離れる、という現象は、イメージとしては自分が一個上がって、周りの人たちがどのプロセスでどの段階で来るのか来ないのかわからないんですけど、それは「嫌いと共にある」っていうのに、ちょっと若干相反するようなとこがあるのかと思って。

大輔
うん、なるほどなるほど。

たっつん
自分自身が仕事とかやりながら内面的にすごく色々探求をしてきて、ステージがポンと変わる瞬間っていうのが人生何度かあって、これまですごく価値観を共有してきて大事にしてきた人とかが変わるっていうのもあるし、同じ方向に向かって同じペースで上がっていける人っていうのもあるし、まぁそういうとこに関して自分は現時点では不快に感じるとか、この人とは価値観的に一緒にいることが難しいな、共有することが難しいなっていう人たちと離れるとかいう選択もあったので、そういうところに関して、なんかアドバイスをもらえたら。

大輔
わかるわかる、わしからいこうか。自分の成長によって周りとのギャップができてくるっていう時の、そういう現実があったっていうのは全然いいんだけど、そこに対する見方がずれてると、ずれるよね。僕は成長した、彼彼女たち、組織は成長していない。だから一緒にいれないって見てるのは誰ですか?誰が見てるの?


たっつん
自分。

大輔
だよね。てことは、どっちが分離してるの?組織が分離してるの?私が分離してるの?っていうと、私が分離させてるんだよね。自己成長というものの影に、周りの人は成長しない、俺は成長した、あいつらは動かない、みたいなものが自分の見方で発生させてるから、この組織には何にも問題がないわけ。

大輔
今わしとみーちゃんが、しょうごはなんにも問題はなかったって言った話とイコールで、私と離れていく人とか、私と一緒に会えなくなる人に問題を見ている、今の見方だと。これだと一生たっつんから離れていく人はずーっと作られる。たっつんが成長すると人が離れるっていうパラダイムがどんどん強化される。


大輔
ここで大事なのは、たっつんがその人たちにまず〇を出せるかなの。ほんとに気づかせてくれてありがとうって、ほんとにみなさんと仕事ができて一緒にいることができて、すごくたくさんのことを気づけました。そして僕が成長してもしなくてもいたいってまず思えてるかどうかなの。


大輔
今のだと、いれなくなった、みたいな、自分が選んでいいはずなのに、何かに選ばされてる選択なってるじゃん。これも実は気づかないけどすごく細かい分離が入ってる。


大輔
その奥には、本当は僕は一緒にいたいなのか、本当はもう別にいたくなかったけど我慢してたんだなのか、どんな思いが裏にあったのかっていうこっち。こっちが愛から来てるか恐れから来てるのかをきっちりチェックしていかないと、恐れでステージアップしたものはまた恐れで繋がるから、またこっちの外の弱肉強食の世界を、俺は成長した、あいつは成長してない「わー」っていうのがエンドレスで続いていって、それだといつまでたっても全体性は感じれないんだ。


大輔
どんなに収入が増えようが、どんなに周りに人が増えようが、どんな知識能力経験が増えようが、ずっと空想の世界の中になってるから、もう一回自分の本心の一番奥にあるものは何かっていうのをちょっと見ていったらいいかなっていうのは聞いて思いました。

美加子
今の話の中にいい悪いがもれこんでる感じがあるのわかる?

たっつん
成長しないのはよくないとかですか?

美加子
そうそうそうそう。

美加子
ものすごい無自覚な意識の中にするって入ってくるの、それが必ず。男の子たちは特に頑張るから、強くあらねばらならない自分で訓練されてるから、なんていうのかな、ちゃんと今みたいな話を、、表現がすごい難しんだけど、大ちゃんはあるよね?そういうの。

大輔
ある~。

美加子
こういうふうにちゃんとやった方がいいみたいなことがどっかでうごめくわけ。

大輔
ある~。(笑)

(会場爆笑)
大輔
笑わないで!身内が多いからだいぶ知られてる笑

美加子
笑 そういうふうに言ってないんだけど、はっきり言えば気づいてないんだけど、どこかでそれが高尚だし自分を成長させてくれるしって、どっかで「べきだ」みたいなところがちらつき始めちゃうわけ。

美加子
全体性の世界は、そこからいかに区別できるかっていうテクノロジーが私は本当に一番大事だと思っていて、なにがあるかっていうと、成長するとか何か自分の中で変化が起こるじゃない。それまで確かに、同じ感じで意識でツーカーでやってた人たちの間に、何かギャップを感じるとすると、やっぱりこれ(不快)になってるはずなのよ。


美加子
さみしかったりとかわかってもらえない感じがあったりとか、一緒にいてくれたのに、なんか離れてくんじゃないかっていう感情が絶対動いてるはずなのそこに。でもその痛みとか、いわゆる不快な感情を味わわない状態にすると、今の思考が起こるわけ。なにかで説明することでそれをぶった切るの。その感じてることを。

大輔
ある~。

美加子
こういうことがあるから仕方ないんだ、っていう説得をするわけ脳みそは。そうだよね。この機能が思考発達のすべてを司ってるわけですよ。


大輔
間違いない。

美加子
不快感をいかに生きるかっていうのが思考の説明能力だから、その説明能力が聞こえるわけよ、私にはたとえば。だけど、きっと自分の変化によってその人間関係が断ち切れたりとか、離れていくことにつらさがあるがあるじゃんか。悲しさがあるし寂しさがあるんだよ。

美加子
その自分があるし、「あってもいい」って本当に感じれたら、この説明はいらなくなるわけ。そこが全体性の世界で生きるっていうことなんだよね。

たっつん
じゃあ〇を出せたら、その現実としてどういう風に感じ方が変わるんですか?

美加子
〇をだすっていうのはね、私は表現としてひっかかりがあって

大輔
危険、危険。

美加子
そこで〇と×に分断しちゃうんだねっていう感じがあって、〇も×もないの。


大輔
ほんとはね。

美加子
本当はないの。

たっつん
ちょっと言葉として使う以上っていう意味で、、、

美加子
ううん。あることがあるっていうのが〇なのね。
だからその感情があるって認知することだよ、自分の中に。何が寂しいかだよね。

大輔
例えば今のたっつんの質問がもし全体性からだとしたら、最近自分の成長をすごくすごく感じています。その上で周りの人が少し離れていってるのが寂しいんです。終わり。

美加子
って言えたらその説明はなくなる。

大輔
そう。最近寂しいんです。「あ、わかるよー、寂しいよね」でそれで終わり。寂しさの癒しもいらないし、寂しいんですで終わりだったんだけど、さっきのでいうと色んなのが入ってるわけ。

大輔
僕は努力してる、彼らは努力してない。僕は気づき始めた、彼らは気づき始めていないとかの背景にある言葉をうまく説明しちゃってるんだけど、全体性は全部あるの。〇も×も□も△も☆もなんとかも全部あって、「あるものをある」って言っていい世界なの。

美加子
に、なってないの。要は、あるものをあるって言える世界に内側の世界はまだなってないんですよ。

大輔
うん、今はね。

大輔
(自分の胸を指さしながら)まずこっちからだけどね。

美加子
うん、だから、本当は言いたいことはそれじゃない。

大輔
うん、素晴らしい。(あいづち)

美加子
だけどそれに翻訳しないといけないっていうふうに訓練されてるわけ。

大輔
そうだよね。(あいづち)

美加子
「なんで、ぼく寂しいよ。みんなさ僕が成長したから離れていく気がしてるんだよ」て明かすなんてことは危険極まりないこの世界においては決してやっちゃいけないことのわけなんですよ。

美加子
どう思われるかわかんないじゃないですかっていう恐怖なんだよね。

美加子
だから自己一致して生きるっていうこと、でもそれが私なんだよ。それが私の経験だし、ほんとはそれを一番わかってほしいのみんなに。私もわかられたいし自分に。でもそれを許されないわけ今。なので頭で高尚な説明とか、その感情を殺すための表現しかさせられなくなってるの自分に。この痛みがすさまじいんですよ、内側で本当は。私が私ではいられない。

大輔
あー痛い。笑

美加子
私の体験を私は明かせない。私は本当は何を感じてるか言っちゃったら、みんな私のところにはいてもらえないって思ってるの。だから目指せいい人キャンペーンなんだよ。そうでしょ?

美加子
英語で-Voluneravility-っていうのが最近はやりなんですけど、これ「明かす力」なんですよ。「弱くていい」っていう意味がある。

大輔
自己開示だね。

美加子
そう。でまた自己開示って言うとさ「自己開示すればいいんでしょ、何でも」ってわけのわからないこと言うんだけど。

大輔
常に分離だね。

美加子
そうそう、常に分離なんだよね。だから説明もすごく気をつけなきゃいけなくて、この会話を正しいこととして伝えないっていう技術がすごい難しいんですよ。またこの世界にもどっていっちゃうから。

美加子
「ああこの全体性っていう世界が正しくて、前のパラダイムはだめなんですね。」ってなったら元の木阿弥なわけ。だからそうではない、「全てほんとにただある」を認知するでしかないっていうのを、何回も何回も言って意識に刷り込んでいかないと、この何十年何千年と培ってきた、善悪で正義をしたこの世界の集合意識よりも、自分の意識の方が強くあれるって世界ってなかなか難しいんだよね。

美加子
だってメディア見た瞬間それしか書いてないから。何が正しいんでしょうかっていう。大変です。

大輔
はい。だからこそ今日ここに来てるみんな一人一人が、何度も選択しなおすっていう。無意識だとこっちに引っ張られるようになってて、そっち生きていきたいんだったらそれでもいいんだけど、おそらく今をこっちを生きていたいって言う気持ちが増えてきてる。

大輔
それを何度も何度も選択しなおすことをみんなとやれたらいいし、そのためのテクノロジーみたいなものを、後半のセッションで少し垣間見ていきたいなと思っています。一旦ここで…

美加子
ちょっと補足していい?あのねこの世界にいる以上、何をするかというと、描写をせざるを得ないのね。それはなんなのか。その体験はつまり何が起こっていることなのかを、不快感が入ってきた瞬間に頭はものすごい勢いで描写しているわけ。

美加子
それがさっきみたいな話になるの。でも、本当は描写の世界はないのこの世界は。体験しかないわけ。その描写に変換したところで歪んでくんだよねやっぱり。

たっつん
言語を使って描写をするっていうことは分離を生み出すっていうこと?

美加子
そう。本質的には意味がないわけ。


たっつん
観察してそれを伝えるということに関して、多分僕の話したエネルギーを知覚して、そういうものがあるってことを多分言われてるなって思うので。

美加子
そうそうそう、ストーリーじゃん。話してくれたのって。ストーリーには、「起きた事実」と「感情」と「解釈」が入ってるのね。この3つを明確に自分の中で分離区別できるようになっていくと、今何に関して話していて、それが起きた時に僕はすごい寂しい感じがあったんですよ。うん。その寂しい感じがあった時に、このことに関してちょっとどうなのかって思ったんですよね。これが本当の自己一致なんだよね。

美加子
だけどそうじゃないんだよ。ストーリーに変わっていっちゃう、ぐじゃぐじゃになると。だから何が起きているのかっていうことに対する、自分の見る力と感じる力ー要は内なる真実を自分が知覚してあげなかったら、世の中で誰もやってくれる人いないんだよね。

美加子
それを自分がどれだけ丁寧に責任を持って、丁寧に自分の体験そのものから起きているすべての情報を扱えるのかっていうのが、その内的テクノロジーの全てなんだけど。まぁここなんにも教えられてないから。だから苦戦するわけですよ最初。

美加子
で、ストーリーを真に受けるでしょ?自分のストーリーを。今の思考を真に受けてるはず。それが起きてることだと思ってるから。何も起きていないんだよ、そんなこと。だから描写の世界は難しい。現実をすり替えられるから。現実はなに?認知だから。その解釈だから。ってなっちゃう。


たっつん
今僕が頭の中で考えたのが、例えばそのすごくフラットな状態で1個人が自分の中の愛を開かせていって進化していくプロセスの中で、周りの人や環境が変わっていくってことが、僕だけじゃなくていろんなところでも多分起きてるんじゃないかなって思っていて、そこに対して不快とともにあるっていうことが、それはなんていうのかな、離れて、愛からですね。

たっつん
さっきの回答でなんとなくわかったんですけど、愛から生まれたものであれば、一緒にいたいのかいたくないっていう根元の部分が、離れてもいい、実はいたくない我慢してたっていうなら離れてもいいっていう解釈なのかなっていうことを考えてたんですけど。

大輔
離れていいか悪いかはやっぱりいいか悪いかなんだよね。「あ、離れたんだな」、「あ、まだ一緒にいるんだな。」それだけなの。「俺成長した。周りの人と最近距離ができて会社辞めることになった。」「あ、そうなんだ。」「俺成長した。でもまだこの会社の人たちとまだ一緒にいるんだ。」「あ、そうなんだ。」

大輔
でも「そうなんだって言いながら、でも本当はいたくないし、もっと本当のことしたいって思ってるんだ。」「あ、そうなんだ。」思ってるからいいとか、思ってたらダメだとかがいらないってことなの、思ってること、それ。

大輔
でそれで言うと、たっつんは今回仕事辞めたじゃん。それはやめたかったのか、やめざるを得なかったのか、どんな気持ちがあったの、そこに?

たっつん
僕は自分でやりたいって思う気持ちがすごくあったので。

大輔
いいね。自分でやりたいって思って今の会社を辞めた。そこに感謝はありますか?

たっつん
いろいろあったんですけど、今はもう感謝ですかね。

大輔
OKOK。じゃあもう少し鮮明に繊細に一つ一つ感謝しとくと、次に進みやすいかな。ざっくり感謝するとね、次のステージに行ったときに、またそこの残り香みたいなのが、およおよって出てくるから、もうそれ出てくる出てこないどっちでもいいんだけど、出てくることが多いから、もうちょいきっちり、社長、部長、課長、何とかさん、何とかさん、一番揉めたあの人、ありがたいなって思えるとこまで、1回自分掘ってみるといいかもしれないね。

大輔
思えないってことは、同じメンタルモデル持った人が次の職場でポンとまた同じような人が現れる。「うわぁ~あの人と同じ」みたいなのが来るようになっとっちゃけん。

美加子
今のやつも大ちゃんの今の話の展開だと、その不快なことが起こるから感謝しといたほうがいいよって言う風に聞こえちゃう感じがあるの。

大輔
(あーって顔で苦笑い)

美加子
もうそれぐらい、いやいや別に悪いってのじゃないよ大ちゃん。そういう表現にならざるをえないんですよ、このコンテクストに住んでる限り。だから気をつけてって言ってるの。

美加子
今そこしか見てないんだけど、基本的に。そこがすごい大事だと思ってるから、すごくそこの微細感が難しいなと思いながら聞いてるんだけど。あのね、愛に開くとかっていう表現も辞めた方がいいと思ってるわけ。すごくいい感じがするでしょ。いい感じなものは全部煙たがった方がいい。やばいってなった方がいい、やばいって。


大輔
やばい。愛に開くとやばい、笑

美加子
これ(快、不快)に必ず入っていくから。無自覚なんだよ。無自覚なんだけど、美しく感じるものでそれぐらい麻薬的なものがあるわけさ。でもそれは自分の汚さを補うためだったりとか、なにか高尚なものになってくみたいな。


美加子
あっという間にメタ化するわけ、自分の内側で。そこを許さないっていうことも、わたしは人間として実はすごく大事だと思ってるのね。どっちかというと、そっち目指したほうが楽なのよ。だから修行するじゃん。苦労して美しいものなっていきましょう、みたいな。そしたら神に近づくのだ、みたいな。

美加子
それが世界のすべての根本的な間違いを生んでると思ってるから、そこの表現がやっぱりすごく難しいよね。大ちゃんが言わんとしてることは違うんだけど、言語表現ではそうならざるをえなのよ。愛に開くなんていう言語は本当はなくて、統合されてくだけなの、本当に。分離されてるものが統合されていくことが愛なの。

美加子
それはニュートラルでしょ、その方が。だから言語をどう使わないといけないかというと、できるだけ「いい悪いフリー」な本当のあるがままのニュートラルな自分のいい悪いが発動しないものを選んで使った方がやっぱりいいと思う。知らない間に持って行かれるからあっという間に、頭の中で。

大輔
ほんとね。

美加子
だから何に開くとか知らねえよ。体験があるだけなんだって、それをいってんだよ。大ちゃんが言ってるのそれなんだけど、でもやっぱりそう聞こえるよね。


美加子
それは認知のスキームがこっちにセットアップされてるから、そうすると「大ちゃん美しいこと言ってるわ。」ってみんな思うと思うんだけど、すごいリアルなこと言ってるんですよ、本当は。それをどういうふうに言語的に伝えていくか、っていう所がやっぱり今のパラドックスというか難しいとこだよね。


大輔
そうだね。うん。だから繊細に丁寧に一緒にみんなでやっていこうと思います。

美加子
あっという間に不快回避に持ってかれてる自分に気づくと唖然とするよね。

大輔
そうだね。

美加子
まただ、みたいな笑。 そんな話しだしたはずじゃないのに。

大輔
あるある。大丈夫かなたっつん?ありがとうございます。はい、一旦ここで1回休会しましょう。ちょっと時間押してますので、本当は30分スタートだったんですけど、40分から公開セッション始めたいと思います。お手洗い1か所しかないですけど、近くにありますかね?コンビニとかある?

美加子
いい質問ですね。考えたことない。

大輔
たぶんこの人数だと15分じゃ回らないと思うので、よかったらメンズとか外とかちょっと散歩で探しに行きましょう。

美加子
あの向かいのビルとかは入れる。

大輔
じゃあ40分くらいから始めましょう。ありがとうございました。

 
美加子
シェアしてもらえるといいかな。


大輔
何に気づき、何が見え、何を感じてどうしたいと思っているのか。


美加子
人間を理解するって凄い大事で、自分を理解すると人間が理解出来るから。なんかこうゆうの聞くと「あーっ」て色んな事分かると思うんですね。

美加子
自分の事に関しても分かるしどっちに関しても分かっていい、自分の事も分かるようになってるから。ちょっと何が分かってきたか何が見えてきたか。いいよ、たっつんシェアして。
(たっつん)

 

たっつん
すみません何度も。えーと僕、今のセッション凄く印象的で、全然違うとこも沢山あると思うんですけど。いわゆる良い人とか世間受けする人とか、危険じゃない存在っていう仮面を作ってきたって事に関して、凄く共感する部分があって、僕もそういう風に過ごしてきて、僕の場合今でも凄くあるんですけど、父親の存在がもともとデカくてパワーを発揮するって事に対する恐れが凄くあって、もともとは結構「あー!」って言うタイプだし、なんかズバズバ言っちゃうような感じの人間なんですけど。

たっつん
それをすると人を傷つけるっていう場面をずっと見てきたりとか、なんかそういうメンタルモデルで情報を取り入れてきてて。

たっつん
今日もこのワークショップで凄く印象的だったんですけど、話を聞きながらその不快を感じる所に自分のモデルがあるっていうのもそうですけど、結構ズバズバ言うじゃないですか。

美加子
うんうんうん。


たっつん
結構ズバズバ言う様子に、これ傷つく人いないのかなとか、大丈夫なのかなとか、凄いハラハラ不安になって、でもそれって自分の思い込みっていうかモデルだなとか、そう思ってるから自分がパワーを発揮しないんだなとか。そういうのがあって、男性性的な力の象徴的な部分を凄く嫌悪しがち。まあ嫌悪までいかなくても。

美加子
力の行使だよね。


たっつん
力の行使です!はい、もう本当にその通りで、僕結構高圧的なタイプなんです。皆知らないんで、初めてなんで全然知らないし、凄く高圧的なタイプで「ワー」っていう感じの人なんですけど、なんか凄いふんわりしたなんか優しい世界観を結構作ってきた人なので。

美加子
そうなるよね。

大輔
そうなるよね。でもそうなるとね自分の本当の「源」使えなくなるんだよね。

たっつん
それをもっと使いたい。

大輔
自分の高圧的で攻撃的なパワーがあるって人は、それとちゃんと100%繋がった上で人と繋がっていく努力をしないと、これだと傷つけるから30%に抑えて20%に抑えて人と繋がろうってすると、もうもはやその後20%が100%だって勘違いして、出し方が分かんなくなっちゃうから、100%をちゃんと100%で出せる環境を自分とか仲間がいないと。

大輔
本当はそれを両親がしてくれるんだよ。ただ両親が成熟していないから結局外に探しに行ってセミナーとかこういう場所になっちゃうんだけど、だから皆も誰かの100%をやっぱり受け入れていってほしいなと思うし、わしも皆の100%を受け入れていきたいなと思っているから、まず100%からはじめていきたいよねって今思うから。

美加子
100%を創り出す前提は自分の中で自分のある事があっていいって思えるか。

大輔
うん、そう「ある」

美加子
だからね、良い悪いを自分で超えなければ、こんなに力はやっぱ使えないんだよね。だって、それが良くない事だー例えばさわちゃんを見てて、「さわちゃんのそのクセ良くないよ」って私が少しでも思っていたら、もう絶対に傷つけちゃうわけ。言葉によって。

美加子
それは使ってる言葉じゃなくて、私のエネルギーなんだよね。そのエネルギーは、「それがいいものだと思うようにしよう」みたいだともう太刀打ちできない、全然。だから結局自分の中のいい悪いを自分で越えていくしかないってことなんだよね。本当、ズバズバ言うよね。自分でもそう思う。なるべく簡潔なエネルギーで、針の穴を通すがあるので。


たっつん
最初に大ちゃんが言った事がすごく分かった。

美加子
そう、短かーく。


たっつん
見事に、鮮やかに、スパスパスパって手術のよう。

美加子
うーん。それが一番傷つけないっていうか、一番安全に出来る方法だってどっかでやっぱ思ってるんだろうね。無意識だけどね。うん。悪い物を直そうとした瞬間に、もう圧倒的に抵抗が起こるからね。


大輔
やられるからね。

美加子
その人も傷つけるし、やってる私もやっぱり凄いくらっちゃうから。はい、ありがとうございました。

大輔
たっつん ありがとう。

美加子
あ、ごめんねちょっともう一つだけ言わせて。力の使い方は今のこの世界の凄い大きなテーマなのね。で、力を、さっき大ちゃんが言った話なんだけど、恐れから使うのか愛から使うのか究極これしかないのよ、いじれるところは。

美加子
うん。何やるかって事が重要なんだって思わされてるんだけど、怒鳴りつけたって愛から使えばそんな風に人を傷つけなくなったりとかするのね。だから結局はやっぱどこに自分が立ってそのエネルギー、そのパワーを使っているのかっていう事を自覚的に研ぎ澄ませていくプロセスしかないと思う。

美加子
うん、そうなったら恐れなくてよくなる。力に対して自分が恐れてるっていう事は、恐れから使っているからもうそこが。だから自分の力はあっていいって、自分のパワーは無限大に神のようにあるんだっていうところを、受け入れられないと恐くて使えない。


たっつん
恐れから使ってしまったとしてもOKだせるかって事?

美加子
そうそうそうそうそう!あー恐れから使っちゃったごめーんって言えば。うふふ。

たっつん
それ超大変。

美加子
そうそうそう。でも恐れから使っちゃう時ってあるじゃん。そういう時は謝る。

大輔
うん。ごめんなさいと、ありがとうと、ついうっかり。

美加子
うん。そんなつもりじゃなかったのに、うっかりやっちゃったって。うん、そんなつもりじゃなかったんだけどって。やり直す何回でも。

 

 

(ゆりちゃん)

大輔
はい!

ゆりちゃん
さわちゃんのセッションを見て思ったんですけど、あ!ゆりです。私さわちゃんの事大好きなんですね。理由がしたたかだからなんですね。なんかそのしたたかな所を凄いさわちゃんのこと好きで仲良くさせてもらってるんですけど。

ゆりちゃん
セッションを見てたら、さわちゃんの本当の本当の部分は、お二人のいう事とか受け取りたいのにでも恐い受け取れない、でも受け取りたい、でも恐い恐い恐いっていう、すごい大相撲みたいなものを見た気がして、さわちゃんの本当は受け取りたいんだけど、恐い恐いっていう叫びに凄い聞こえて、後ろから頑張れ頑張れって思ってたんだけど。

ゆりちゃん
ひとつ思ったのは、わたしとさわちゃんのつながりが甘かったというか、さわちゃんのしたたかさを信じる私の気持ちがさわちゃんに全然届いてなかったんだなとか、さわちゃんが本当に愛おしく感じた。このセッションの時間に。

ゆりちゃん
本当は変わりたくないんでしょう?みたいな、見た目そういう流れだったような気がしたんだけど、本当に起こってた事はそうじゃなかったんじゃないかなってなんか受け取りました私は。だからさわちゃん本当にありがとう。うん。

美加子
本当その通りですね。本当は変わりたくないんでしょう?っていうのは、けしかけてるの。ほほほほ。うん、それ選択して欲しいからなんだよね。


ゆりちゃん
なんかその匠の大勝負を見させて頂いて。

たっつん
力士みたいな。

美加子
土俵際力士みたいな。

ゆりちゃん
なかなか負けないな、さわちゃんみたいな。うん、なんかその姿を見たかったなっていう気持ちと。

美加子
こういうセッションがやっぱ大事なのが、「私が押し出したい」っていう所に立つと、もう終わりなのこのセッション。何にも意味が無くなっちゃうから、さわちゃんがどこにいたとしてもそのさわちゃんであっていいし、それを選んでいるんだねっていう事をどれくらいやっぱり一緒に居続けられるか凄い大事なんだよね。

美加子
これを私が押してやるって私がなった瞬間にもう何にもできないから。

さわちゃん、おもしろいでしょ。自分の本当の状態を見て愛してくれてる人たちがいるんですよ、本当は。なのに自分は、「いやいや、この自分じゃないと愛されないんでしょ」ってやってるんだよ。余計なことやるよね人間て、って思うわけですよ。本当にそうなんだよね。自分はなかなか見えないからね。


大輔
そうね、だから仲間がいるんだよね。


美加子
そうそうそうそう。

さわちゃん
なんか攻撃性も凄いあるし、したたかなんです。でも見ないようにしてたな、「悪い」って思っている自分がいたなって、今話しを聞いていて凄い気づきました。

大輔
おーいいじゃん、いいじゃん、開きだした。いいねいいね。はい、ありがとうございました。

(チカコさん)

大輔
はい。

チカコさん
えーと、さわちゃん、ありがとうございます。あの、えーと声が凄く最初話し始めた時の声と今の声と全然違うなって思いましたね。

チカコさん
それと最初話している時は本当になんかただキンキン頭に音が響いてくるだけだったのが、その最後、そのマンションから飛び降りるっていうような事を聞いたら、それがリアルにイメージとして出てきた。

チカコさん
だからやっぱり、自分自身が変わっていくっていう事は、どんな人も、相手の無意識に対しても知らない人に対しても、メッセージを送っているんだなって強く感じました。ありがとうございました。

大輔
ありがとうございました。

美加子
ありがとうございました。

大輔
皆、繋がっとるからね。今日のこのセッションを通じて、さわちゃん以外のこの場にいる全員、本当はこの場にいない全ての全人類の意識が動いているわけですよ。

大輔
動いた後その波をどっち側というかどの方向に使っていくのかってのはまた個人のそれぞれで、皆の人生どんな風にでも行ってもいいんだから。北に行こうが南に行こうがただ進みたい方向に進んでいく。

大輔
こう進んだほうが「いい」とか、こう進む「べき」とか、こう進まなければこうなるからこう進むとかじゃなくて、本当に自分の内たるものから「こうしたい」っていうそれだけ。

大輔
私はマンションの2階から飛び出したい!以上みたいな。私は今日の夜ご飯これが食べたい!以上。それをちゃんと選択していく力。

大輔
本当の自分のソースからの選択は100%周りも幸せになるから。私が本当に「したい」って思ったら絶対周りも幸せになる。ただそれがちょっと混ざっていると、私が選ぶって言っても周りが駄目だとかになってコンフリクトする時もあるから、その時はもっと純度を上げていく。

大輔
まだジャッジメントが入っているかもしれない。まだ思い込みがあるかもしれない。まだ解釈があるかもしれない。


大輔
それを真面目に解決するというよりも楽しみながら、一個ずつ一個ずつ自分の中で楽しんで一つ一つ慈しんでいくと、全ての不安や恐れが全部愛でしかなかったって事に気づくから、その純度を皆と上げていけたらいいし、自分だけじゃなくて周りの人の純度も一緒に上げて高めていけるような皆で在りたいなとわしは思います。はい、ありがとうございました。チカコさんありがとうございます。

チカコさん
いいえ、ありがとうございます。

大輔
はい、他には?はい。

しょうご君
はい、しょうごです。

大輔
今日、大阪から来てくれました。

美加子
ありがとうございます。

(しょうご君)
しょうご君
すごい見てて、出せないってところで分かりすぎて凄く死にたくなりまくったんですけど、何て言っていいのか分からないんですけど、本当にただ出したいっていう奥にいる自分も僕も凄い垣間見えてきて。

しょうご君
どうせばれてるんやろうなって、みんなもみててわかるんやろうなっていうのがわかって、なんて言うんだろう、とりあえず吐き気がやばくなってます。ただそれを見せてくれてありがとうございますっていうのがすごいあります。すみません、以上です。

大輔
はい。

美加子
なんで吐きたいの?

しょうご君
何で吐きたいかっていうか、なんていうか。

美加子
吐き気じゃなくて、吐いちゃったらいいんじゃないの。

しょうご君
あ、なるほど!僕もさっきのたっつんさんの感じってあったんですけど。結構親父が酒乱で、家ボッコボッコに壊したりとかしまくってて、でも一応経営者で逆の方ではすごいまわっている人だったので。ただ泣いている母親とかを見てて、止めていたところが凄くあったりして。

美加子
そうだよね。
しょうご君
でも本当は友達の前とか、自分が気づいた時に同じ毒舌とか、パーンって言ってまうとかをやったり。さっきここのシェアでも言ったんですけど、5歳の時に酔っぱらってるおっちゃんに「なんで酒そんな飲んで人に迷惑かけるの」ってめっちゃ説教して蹴り飛ばされた経験とかあるんですけど。

美加子
お父さんに言いたかったことだよね。

しょうご君
そうですね。でも何か使ってもいいんだなって安心に凄くなったのと、あと安堵が凄い!今言えて僕も。

美加子
あー、良かった。

大輔
良かったね、凄い良かった。力の使い方ね。

美加子
暴力性を見て育った子っていうのは、力に対する恐れがもう半端ないの。だってね、最愛のお母さんは神じゃん、息子からしたら。神が傷つけられるわけそれで。そのいたたまれなさと絶望と自分の無力感が全部に触れるんだよね。だから、もう奈落の底なんだよ、その場所は子供にとって。


美加子
最愛の人が最愛の人に傷つけられるっていうのは、子供が最も見たくない構造じゃない。うん。だから、まず自分がどれくらいそれによって絶望して無力で哀しかったのかっていう自分を認めたほうがいい。まずね。

美加子
で、お父さんはそのやり方でしか力を使えなかった理由があるの、家で。それを共感出来るかっていうポイントがもう1個。それは許せじゃないんだよ、それが良かったじゃなくて。

美加子
お父さんが外側でどれだけのものを抱えてその力をそういうふうに表出せざるをえなかったのか、っていう事に対する理解っていうのも凄い大事なんだけど、普通は触れないの。親子はこういう事に関して。でもさこれだけ時間が経ったらお父さんに聞いたらいいんだよ、その頃どんな体験があって家でそうだったのかっていう。

美加子
それが初めて人間として付き合う時に過去は終わって、その恐れがやっぱり癒されていくから。うんそのプロセスまわせるといいねって、やれって言ってるんじゃないよ。そういうプロセスやれるといいなっていうのは聞いていて思うかな。

しょうご君
恐いとやりたいが今ちょっと両方。

美加子
そうだよね、分かる分かる、うん恐いよね。だいたい皆これやったらどうですか?「やりたくないです」って一声目は言うの。「やりたくないよね」っていう。でもやる価値は凄いあるよっていうのはまあ言える。

大輔
うん、はい。

(焙煎さん)

美加子
焙煎さん、どうぞ。

焙煎さん
さっきから力の行使ばっかりが入ってくるんだけど、というのは、僕もこう抑え込まれてきたので、あの今言われた事を多分やるんだとは思うんだけど。

焙煎さん
とはいえ、なんかこう、上手くあのパンクロックしなきゃいかんなと思ってて、凄くなんかこう、そのダッサイんですよね。

美加子
何が?

焙煎さん
何て言うのかな、攻撃を攻撃でやるのがすっごいダッサく感じてて、僕の中で。だけどあの無茶苦茶破壊衝動があるから。愛のあるパンクロックやりたいんですよ、無茶苦茶!

焙煎さん
なんだけど、やっぱりね破壊する恐さがある、多分。

焙煎さん
それを今、そうだな、あ!美しい形でやりたいと思ちゃってたの!

大輔
ふふふふふ、美しくなきゃいけないんだ。

美加子
そうなんだね。うん美しいって何?誰も傷つけない形でって感じ?

焙煎さん
うーん、そうなのかな。いや、万人に分かるようなダッサい物は嫌なの!

大輔
うん。

美加子
ほう!特別感がいいのね。

焙煎さん
あの、尖がった感じでバーンていうのが良いみたいな。

美加子
尖がってバーンって、要は特別なんじゃないの?

焙煎さん
特別なんですかね?

美加子
ちょっと違うみたいなやつがいいんでしょう?

焙煎さん
なんですかね?わかんない。

美加子
うん面白いね。一般ピープルとはちょっと違う感じでやりたいんだね。

焙煎さん
一般人ですけど。

美加子
いやあ、ふふふふふふ。そう皆意味のない会話をするから。ふふふふ、何の意味もない会話だよね今の。

焙煎さん
ねえ!なんですかね、やっぱ僕そうなんですね。特別な人になりたいんですよ!多分。

大輔
うん、そうだろうね。

美加子
特別な人として特別なやり方で万人を納得させたいんだね。

焙煎さん
うん。それを敬って貰いたいの。敬って貰ってないから。

大輔
うん、いいですね。

美加子
OK!主語を全部自分に変えて。

焙煎さん
僕は僕を敬ってなかったから僕を敬いたいと思っていて、周りの人達も敬いたいから破壊をしたい。

大輔
ふふふふ、素晴らしい!いいよね。

美加子
その通りだよね!それが真実だよね。

大輔
だからその真逆で珈琲入れてるんだよね。あの焙煎さんって珈琲入れる人なんですよ。だから自分の攻撃性の真逆にある、あの穏やかな、コポコポシャカシャカ、でチュチュチュチュってやって、ポタポタってやつが真逆にあるんだよね。

大輔
だから凄く珈琲が好きなんだけど、これが即席珈琲じゃ絶対嫌なんだよ。その自分の攻撃性を中和するために珈琲っていう入れ方をしているんだけど、それでも足りないくらいの自分のエネルギーが出だしているから、このエネルギーをどう扱うのかって話になってくるんだと思うんだよね。

大輔
だから一番何してもまず大前提は、「ある」っていう事を皆認めるの。私に攻撃性はありませんとか、私は特別になりたいと思ってませんとか、別に有名にならなくていいですとか、そういうのじゃなくて、何々なくて良いっていうやつは、あるからなくていいと思うんだから、あるって事をまず受け入れて、そのエネルギーとまず繋がる事。だたそれを放出する事と繋がる事って違うからまず繋がり続ける。

大輔
その時間を長くする。保つ。段々そこと中和して一致してきた時に、スって抜けるポイントっていうのが出てくるから。そこにフッて行ったら、だいぶ抽象的な話だけどね。まずそこから始めたらいいかなって思うかな。

大輔
あともう一個深いレイヤーの話をするのであれば、僕は攻撃性がありますっていうその攻撃性の奥には、何があるのかって絶対穏やかな焙煎さんがいて、その穏やかな自分のソースを使うっていうのもわしは有りだと思ってるのね。


大輔
要はその攻撃的な自分をやり切らないとこっち側出ないかっていうと、そうでもない気もしてて、この攻撃性でこうパンクロックしたい焙煎さんの奥にも、実は本当に100%穏やかに珈琲を入れている自分のエネルギーもあると思ってて、どう使い分けるかだと思うの。

大輔
どっちかじゃなくて、ちゃんと両方あるっていう事で両方使ったらいい気がする。火の魔法も水の魔法も使えますみたいな、そうすると神になれますみたいな。その両方。なんか今パンクに寄りたいんだろうなみたいな、自分のエネルギーが。

焙煎さん
うーん、そうね。大自然のパンク。

大輔
ふふふふふ、是非だから皆さんあの自分を敬いますって宣言した人を見て、敬おうって思った人は、是非広島に焙煎さんの焙煎された珈琲飲みに行ってちょっと敬っていくと、あら不思議、何故か焙煎さんを敬うと自分が敬われるという体験に繋がるので是非広島鞆の浦に焙煎さんの美味しい珈琲飲みに行って下さい。何かありますか?

焙煎さん
うーん、そうだね。敢えてそのパンク精神を見ずに、そのナチュラルなところを繋がろうと努力をしてきた。まあまあそこを感じ続けて生きてきた。ふふ。だけど、無茶苦茶その愛が深いので、冗談じゃないよって!その。


大輔
ふふふ、いいねーいいですね。

美加子
ふふふふふふふ。

焙煎さん
もの凄いあの自然が大好きです。

大輔
はい、地球を愛しています。

焙煎さん
はい、地球を愛しています。

大輔
同じく愛しています。ありがとうございます。ふふふふ。別に、何かナオヤがあるかなって思って。

(ナオヤ君)

ナオヤ君
いやービックリした!

大輔
ありますか、何か?

ナオヤ君
あります、あります、あります、あります。

大輔
ナオヤです。

ナオヤ君
ナオヤです。前やっている時に何度も叫びたかったんですよ。無茶苦茶叫びたくて。

美加子
いいよいいよ。

さわちゃん
叫んでくれたらいいのに。
ナオヤ君
それを、止めてた。

美加子
うーん。

ナオヤ君
もうね叫びたかった。無茶苦茶叫びたかった。


さわちゃん
何で叫びたかったんですか?

ナオヤ君
叫びたかった理由?

さわちゃん
あ、何を叫びたかったんですか

ナオヤ君
言葉?

美加子
言葉じゃないんだよね。ふふふふふふふふ。

ナオヤ君
言葉じゃないんですよ。何だろうな、もうちょっとクッて入るとこをクッて出てくるだろうなってとこの「クッ」を一緒に言いたかったってのがあって、そうなんですよ。ただそれだけ。

大輔
皆、繋がりはじめた。

ナオヤ君
はい、ありがとうございます。

大輔
はい、他には?後10分くらいかな。

美加子
補足したいんですけど、あのね「自然体」っていうのは、穏やかで和やかで平穏でみたいなのを持ってるんだよね、何故か人は。でもさ自然の姿見てみたらさ、荒れ狂うし暴力的だし破壊するしっていう面もあるじゃない。

美加子
私たちの人間性の中にそれと同じエネルギーがやっぱあるんですよね。これをちゃんと中庸すること凄い大事なんだよね。でも皆それを隠しているから、地球の誰かが表象しないといけないわけさ。


大輔
うん。

美加子
だから、結局平和っていうのはどこから作り出されるかって、私たちのやっぱ内的統合だと思うんですよ、エネルギーのね。それ抑圧すると、他の人達がそれを顕在化されなきゃいけないっていう風にシステムが破綻しちゃう。

美加子
だから、頑張って怒り狂ったらいい。今ね地球上で人間が怒り狂ってなかったら可笑しいんですよ本当に。狂気だからこの世界は。でもその怒りをどう使うのかってとこに知性がいるよね。そのまま怒り狂っててもしょうがないからさ。

美加子
感情と知性をどうやって統合して人間が本当の行動を起こしていくのかっての勝負なの今。これに勝負をかけないで何をやるの今この時代で、っていうくらいの時代なわけですよ。

美加子
だから凄いいいんじゃないのって思ってるの。珈琲入れても出来ることと出来ない事ってあるじゃん。出来ないこともやりたい事があったらやったらいいと思うんだよね。それがその自分のパンクロックが何なのかっていう表現を、要は自己表現だからつまり。

焙煎さん
うん、そう。

美加子
その自己表現を自分で探し求めて、そのエネルギーを一番愛ある形で表現できる媒体を探すんだよ。それが仕事だから。

大輔
素晴らしい!素晴らしい!

焙煎さん
今の話を聞いてると、自分の中で自分の本当の表現を出せないようなのに凄い怒りを感じている。

美加子
自分に怒ってるんだね。出せないんじゃなくて、出さない。出してない選択をしているってだけだから。

焙煎さん
うん、その姿とか本当は幸せでもないのに幸せなふりしてしまっているような。

大輔
出てますね~、良いですね~、良いですね~。

焙煎さん
腹立つというか、そこじゃねえだろうとか。

美加子
いいね~。

大輔
いいですね~、ははは、いいね~。


美加子
それの、「そこじゃねえだろう!」っていうのをどう表現するかなんだよね。


大輔
そうそう。

美加子
だってそこじゃねえだろうって言ったって、反発されるだけだから。そうじゃねえだろうを言いたいんだけど、それをどういう表現で表現したら人が受け取れてそうじゃないに気づけるのかっていうところにクリエーションがいるわけですよ。

焙煎さん
そうなんですよ。だから、ダッサいパンクはしたくないんです。

美加子
うん、そうだね。ダサさがそこなんだよね。そうだよね、そこが最もやっぱり創造性が発揮される一番楽しいところだからさ、自己表現って。


焙煎さん
そう。楽しむっていうのも、訓練をされてないというか、もう封印してきちゃったので。うん、楽しむ。自分を楽しむ。怒りを楽しむ。

大輔
素晴らしい!


美加子
素晴らしい!いいね、楽しめるようになると一気に開いてくるからね。


大輔
いいね~素晴らしい!


美加子
楽しむって最高の認知だから、自分に対する。それが満たせるんだねっていう認知になるから大事だよね。


大輔
素晴らしい!全ては喜びでしかないからね本当に。全部喜びの道具にすればいいんだよ。うん、良いんじゃないんですか。っていうことは、この場にいる人達はだいたい皆くすぶっていて何か隠して抑圧して本当はあるエネルギーを使ってないんだね。

美加子
全人類そうですよ。


大輔
ここで今日30人くらいいるから、30人くらいが使ったら多分3千人分くらいがボーンって上がるからやってみたらどうですか。30人が本気でボーン使ったら3千人か3万人くらいまでは届くんじゃないんですかね。

大輔
なんか今自分が抑圧してるなーって思っているそれ、人それぞれ違うと思うんですけどもそれ出す時期じゃないですかって。

大輔
ただし子供じゃないから「ワアー」って出すんじゃなくて、いかに精度高く抽出されるものが本当に濃い美味しい珈琲みたいにね。珈琲もさ、ドバドバドバっていれたらさジャバーっとは出るけど、美味しくないじゃん。それを本当に自分の一番創造性と繋がったところで、パっとこう出していく。

大輔
もちろん最初はいっぱい失敗も練習もいると思うんだけど、そのパイプみたいなもの皆の中にもう既にある気がします、今日見てて。

はい、というとこでもうボチボチなんですけどなんかみいちゃんの方で最後に皆に伝えたい事とかまとめに入っていく事とかありますか?



美加子
あんまりまとめたい事はないよ。まとめたい事はないけど、なんかしゃべってない人でしゃべりたい人いますか?

大輔
うん、それもいいね。



美加子
これは一種のパワーの使い方だからさ。どうぞ〜。

(たかぷーさん)

たかぷー
たかぷーです。私そろそろ由佐さん卒業かな、なんて、こないだまでこの間まで思ってたんだけど、

美加子
いいよ。いい卒業してよ、はやく。卒業するのおしてるんだけど一生懸命。笑


たかぷー
したい気持ちはやまやまなんですけど、でも今日も最初から聞いてたら、「こりゃまだまだ卒業できないや」ってなりました。

美加子
そんなことないよ、全部大丈夫出したもん。全部出したと思うよ。

たかぷー
ちょっとなんか、もうちょっと時間かけながら、やっていこうかなって思いました。

大輔
今何を感じてそう思ったんですか?何が自分の中から出てきたんですか?

たかぷー
気がつかない間に、やっぱりいい悪いの判断が入っちゃってる。もうちょっとそこをもっともっとしっかりみたいなっていうのがあって、やっぱり思わぬ落とし穴がやっぱあるんだなって。

大輔
だそうです。

美加子
あっという間に入っちゃうからね。入るのが悪いんじゃないけど、気づけるかがすごく大きいんだよね。だから、精度、解像度っていう言葉をある人が使ってたんだけど、すごい言葉だなっと思って、解像をして見れるかっていう。度数を上げて、「ハッ!ここだ」って気づけるかっていう感度がすごく大事だよね。知らぬ間にほんと持ってかれてるから。


たかぷー
だから彼の話がすごくよくって、たっつんの。ちょっと自分が分かってきたから、自分の成長とかで、ちょっと距離が出てきちゃった人とかってやっぱりいるんですね。そうするとやっぱり、さっきおっしゃってたことが「私のこと」ってなって、「あ、ヤバい」ってちょっとドキッとした。

美加子
人間あの、継続し続けることがいいことになってるから。結婚もしたら最後まで添い遂げなきゃとか、訳の分からない正しさに汚染されてるので、それも不思議な話だよねっていうさ、笑。

美加子
自然の流れって移り変わっていくということが前提となってるはずだから、同じ人と結婚してないのよね。10年ぐらいたつともうね、やっぱり仲よくすることがいいことってなってるから、そこで疎遠になったりとか、よくないことじゃないかってみんな思うようになってる。でもね、これやっててすごく思うのが、私の中でその人に対する愛が何も変わってないってことなんだよ、結局は。

大輔
素晴らしい。

美加子
だけど距離が近かったり遠かったりするのよ。だってみんなそれぞれ学ぶ場とかさ、必要な人たちがその時その時の進化によって違うから。だからと言って切り離されてはいないんだよね、っていう世界に住めば、別に誰がどこに飛んでってもあんま気にならない。


たかぷー
その自分で、「あ、寂しいっていう気持ちがあったんだ」っていうことに気が付けて、それがまたすごくグってきました

美加子
それが大事だよね。そうそうそう、うん。だからそうだよね。そんな気持ちも全部受け止めて、それで本質的にこれがどういうことなのかを、自分の認知を決めるっていうふうにできるとすごく広がっていく。うん、人間関係なんか、しがみつくでは新しいもの入ってこれないからさ

たかぷー
なんかしがみつきたくてもやっぱりしがみつけないんですよ。

美加子
そうだよね。でもね慣れ親しんだ人と離れてくってやっぱり悲しいしさみしいからさ、それもリアルな体験の一部なんだよね。ありがとうございます。

美加子
じゃあ、最後に振り返ってもらって終わる?

大輔
そうしましょう。じゃあまた近くのグループの人やどんなチームでもさわちゃんと話したいって人はさわちゃんとこに行ってもいいし、くみちゃんと話したいって人はくみちゃんとこ行ってもらってもいいし、最後時間を取りますので、3、4分振り返りをしていてください。ではどうぞ。

【大ちゃんクロージング】

 

大輔
はいでは、終了しましょう。お礼を言って終わってください。

今日はありがとうございました。いかがでしたでしょうか?今日の動画は多分Youtubeとかにあげたりして見れるようにしたいと思っておりますので見てみてください。


大輔
CCCもいろんな講座とかやってたり、リトリートツアーもやってたりしているので、興味がある人は入り口に掲示板とかがあったよね。HPみたりとか掲示板見たりして、ぜひどんどんみいちゃんともつながってってください。

大輔
わしの方は今グループコンサルっていうのの合宿をすごくやってます。その合宿の中でも、こういう愛から世界をみるっていう扱いっていうのを1泊2日の形式でお伝えしています。5月に箱根、6月に神戸であるのが最後ですので、よかったらもし興味がある人はいらっしゃってください。

大輔
ここのコラボもね、またなんかの機会で今まだ決まってないですけど、できればと思っていますのでどうぞよろしくお願いします。

大輔
1個だけお願い。可能な人だけでいいので今日の気づきとか感想を、今日もイベントページに書き込んでもらえると、アンケート今日とってないので、そのイベントページに、例えば「さわちゃんです。今日はこうこうこんなことを受け取りました」みたいなのとか、「なおやんです。今日こんなこと受け取りました」ってあのページに書き込んでもらえるとすごくうれしいです。

大輔
ページがちょっと、公開されるのが嫌だという人は、みいちゃんとかわしに個別で送っていただいても構わないので、ぜひ感想とか次にこういうのしてほしいとか、こういうものを見ててたいとか、そういうのがあればぜひメールを頂ければと思います。はい。

大輔
っていうことで僕もすごくいい時間になりました。わしもやっぱりまだまだいろんな言葉の使い方とか伝えたいことがあっても、そこにこう本当人間の意識を通じるとずれが生じることとか、ほんともっともっと微細に見ていきたいなと思いますし、ほんと半分ぐらいわしはもう身内が来てくれてるので、これからも長く付き合って、こうやって素敵な人を紹介してどんどん身内の輪っていうのを広げていきたいなと思っています。

大輔
今日は本当にありがとうございました。

【みいちゃんクロージング】

 

美加子
ありがとうございました。なんだろう、みんなこういうの持ってるところが人間の素晴らしいところだと思うんだよね。だから自分が見るってことはみんなの分見てるっていうことだし。それをみんなでやっていけるっていうのは、なんだろな。

美加子
もうね私は外側の課題解決はもうだめだって、もう自分の力は及ばないってとうの昔に諦めちゃってるんだけど。

美加子
安倍さんが変わる気配もないし、状況があんまりいい感じはしないよねっていう感覚は外側で募るんだけど、でも、一人一人ができる領域って私はココにあるんじゃないかって。外側で革命で起こさなくても、暴力的に何か動かさなくても、自分のこの内側の世界をね、統合していくっていうことで、世界に寄与できることがあるんじゃないっていうふうに。それが今の自分の仮説なんですね。変わるかもしんないけど、うん。

美加子
なのでそれを一緒にやっていける仲間が増えていくのがうれしいことだし、別に完璧にできる人なんて今世界中にだれもいないから、みんなでよちよち歩きしていけたらいいなっていうふうに思っています。はい、ではありがとうございました。


大輔
では懇親会の来られる方は残っていただいて、そうじゃない方は気を付けてお帰りください。で、もし懇親会参加したという方は多分一人二人、大丈夫だと思うのでその場合はかず君にいってください。では今日はありがとうございました。また会いましょう。


吉武大輔の最新のインスピレーションを受け取る方は、こちらのフォームへのご登録をお願いいたします。