目次
『マスターの教え』ジョン・マクドナルドを超訳したものです。
1.素直な気持ちで受け止めてください
ものごとを最初から疑ってかかったり、否定的な態度で臨む人は、多くを学ぶことができません。
矛盾も含め、何ごとにも素直な気持ちで取り組み、自分の成長や生活の向上や幸福に役立つものは何でも進んで学ぼうとする姿勢が大切です。
2.心に描いたイメ ージは必ず現実になります
競合する考えさえなければ、心はその偉大な力を他の思考に分散することなく、1つの思考に集中することができます。
そうすると、その思考は具現化します。
3.人間の本質は 「心」です
人間の本質は強大な力を持つ「心」であって、肉体はあなたが人間として機能するための乗り物にすぎません。
あなたが主人であり、肉体はあなたの僕 (しもべ )なのです。肉体はあなたが表現するための道具であって、それ以上でも以下でもありません 。
4.心には「内なる心」と 「外なる心」があります
「外なる心」は五感を通して外部の事物とやり取りしており、その人の持つ願望を 「内なる心」に伝えるのが本来の役割です。
外なる心が願望をいだくと、内なる心がそれを自動的に取り上げ、ただちにその実現に向けて動き出します。
5.明確な目標を持つ
目標がないと外なる心はなんでもかんでも受け入れてしまい、争い、障害、不可能といった状況を内なる心に伝えてしまいます。
明確な目標を持つことで、外なる心はうろつきら回らなくなり、意識してその目標に周波数を合わせることになります。
そうすると、その人は自ずからプラス極になって、他の余計な考えを心の中から追い出します。その人が周波数を合わせたものが必ず手に入るのです。
何かに意識を向けるとき 、あなた方は生命力の一部をそのものに移転することになります。生命力を移転するからこそ、それをあなたに引き寄せることができるのです。
では 、ひとつの大きな究極の目標があって、そこに到達するには、途中にある小さな目標を達成しなければならないような場合はどうすればいいでしょうか ?そういうときには、まずは最も手近にある目標にだけ目を向けて、他のものはとりあえず忘れるのです。
そして、最初の目標が達成されたら、次の目標を取り上げます。これを順番にやっていけばいいのです。
6.内なる力を口外しない
「私」は個人を離れた全宇宙的な存在なので、自分が結びつく言葉すべてに満遍なく力を送ります。
あなたの考えていることを口に出してしまうと、その考えが解き放たれ、その考えが持つ力が消費されてしまい、「外なる心」が逃げ道を見つけてしまい、あなたの目標は必要とする勢いを失ってしまうのです。
内的な心の世界では自由に描きながら、現実的にはやるべきことをきちんとやり、心に栄養分を補給しましょう。
もし、目標を達成したら、次の目標を必ず立てて、連続性のある前兆にしたがって生きていきましょう。