才能と能力


 

 

才能とは、生まれながらにして天から与えられたものであり、他者のために使うことによって磨かれるもの。

能力とは、後天的に自らの意図によって磨かれた技能である。

 

天から与えられた才能を最大限活用している人材は、天才と呼ばれ

努力によって能力を磨き続けた人材は、秀才と呼ばれる。

 

自分の才能を認識し、才能を活かすために能力も磨いた人は「本物」と呼ばれ、

自分らしく生きれば生きるほど、生きるのが楽になり、成果にも直結するが

才能を活かさずに努力をする人は、自分が才能ではない能力を活かしきれずに苦労し、

才能に甘んじて能力を磨かない人は、成長が停滞し、いつか信頼を失ってしまう。

 

才能と能力、双方を兼ね備えた人間であるために、以下の点に着目していきたい。

 

ステップ1 【才能と能力を磨く】

 

1.自分には、どんな才能があるのか
→ 昔から自然とできてしまうことは何か。周りから誉められること、頼まれることは何か。

2.今の自分は、どんな能力を持っているのか
→ 今まで何に時間とお金と労力をかけてきたか。

3.才能を活かす為に、どんな能力を身につける必要があるのか
誰のために自分の才能を使うのか。その人は何を求めているのか。

4.現在、自分はスキルの向上に、毎月どの程度の時間・お金・労力を割いているのか
→ 成長なくして成果なし。今の自分にできないことをできるようになることを心がけているか。

5.自分と似た才能を持っている人は、どのように才能とスキルを磨き続け、キャッシュ化しているだろうか
→ ロールモデルを探す。才能や特性が同じメンターを必ず1人は持つこと。才能が違う人をモデルにすると苦労する。

 

 

自分の才能と能力を磨く為には、学習が必要だが、

学習効果を最大化する方法は、教わることではなく、教えることである。(ドラッカー)

是非、自分の才能と能力を、誰かの成長のために活かして下さい。

ステップ2 【人格(在り方)を土台として、能力(やり方)が存在している】

 

能力を磨く時に忘れてはいけないのが、

人格(在り方)を土台として、能力(やり方)が存在しているということ。

在り方に基づく信頼関係がなければ、能力を活かすことはできない。

人格は普遍的であるのに対し、能力は、状況に依存する。

 

つまり能力は、状況や相手によって求められるものが変わるため

「誰と共に生きるのか」「誰に貢献すれば、自分は幸せになれるのか」

を常に意識して、能力を磨き続ける必要がある。

 

あなたが自分の才能を磨くと、同時に徳が貯まるようになっているのも

この世界の面白い仕組み。

 

さぁ、目一杯、才能と能力を磨いていこう:)

 

あなたを待っている人と出会うために。

 

 

 


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