シェアハウスの選び方


 

株式会社 Community Consulting Japanの吉武大輔です。

今日は、「シェアハウスの選び方」についてお話したいと想います。

 

2008年にシェアハウスを始めてから

沢山のシェアハウスに関わってきました。

2011年頃から、シェアハウスという言葉が一般化し始めましたが

当初は、「他人が一緒に住むなんて考えられない」「男女が一緒はダメだ」「家賃を滞納するんじゃないか」「物件を破損するのではないか」など、様々な理由で断れることが多かったのを覚えています。

 

そんな中、時代が追いついて来た感もあり、認知度も上がってきたことで

ようやく、シェアハウスが一般化してきました。

 

ただ、まだまだシェアハウスと一口にいっても

色んなタイプのシェアハウスがありますので

今日は、何を基準にシェアハウスを選べばいいのかお話したいと想います。

 

まず、最も大切な基準となるのが

シェアハウスをコミュニティベースの事業として捉えているか?

といういことです。

 

シェアハウスと言うと、どうしても不動産業に思われがちです。

実際に、法人で運営している大手のシェアハウスは、不動産会社が運営しているところが多くあります。

家の貸し借りをするので不動産業に関連するのは間違いないですが、それはあくまで一つの要素です。

・入居前に、一緒に住む事になる入居者との相性を見極める機会があるのか?

・住んだ後の生活に伴う、様々な事へのフォローはしてくれるのか?

・シェアハウスのルール決め、トラブルが起きた時の対応など、管理体制はどのようになっているのか?

これが、入居したあとの満足感や定着期間の長さに繋がります。

 

平たく言えば、

運営者がどれだけ入居者の事に向き合い、良い生活を送れるように運営しているか?

につきます。

 

シェアハウスを不動産業として捉えている運営者にとって

一番重要なのは、空室率を下げ、稼働率を上げることです。

なので、入居者と向き合うことは二の次になりがちです。

そういうシェアハウスでは当然、良い生活が送れる可能性は低くなります。

 

だから、良いシェアハウスを見つけたい、と思ったら

入居者に、運営会社とはどんな関係なのかを聴いてみること

運営会社に、入居者とどんな風に関わっているのか、何を目指しているのか

を聴いてみることをおすすめします。

 

あとは、本当に相性とご縁です。

入居者に向き合っている運営者でも、自分とは相性があわない事もあります。

そこはよくよく話をしてみるしか無いのかな、と思います。

 

蛇足ですが、ココジャパンのスタッフは全員、

家族がどういう人達なのか、日々どのような生活をしているのか、把握しています。

良いことも、悪いことも、知っていて当然の事だと考えています。

それは家族とコミュニティがココジャパンにとって一番の資産だからです。

そこまで向き合ってのシェアハウスだと思っています。

 

話は逸れましたが、シェアハウスを選ぶ時は入居者、運営者とよくコミュニケーションをとることです。

何を当たり前の事を、と思われているかもしれませんが、この当たり前の事がとても大切です。

 

COCO JAPANは、毎回入居者に恵まれており

自分たちが大切にしたい価値観・未来と

入居者(家族)の思いが重なっていることを感じています。

 

辿る道は違えど、みんな目指す世界は一緒なのだな、と。

ココジャパンはシェアハウス屋ではありません。

シェアハウスを使ってインフラを作っています。

なんのためのインフラか。

人が生きていく為に必要な人の繋がりです。

 

弊社顧問の松村さんの言葉がとても印象に残ります。

 

「お一人様」は生きる為に必要な物やサービスを全てお金払ってアウトソースしている。

シェアとはアウトソースせず、互いに助け合う事。

一人暮らしをして、3食、外食で住ませる。家には寝に帰る生活。

同居人がいて、朝ご飯と夕飯は一緒に食べて、人と関係性が作れる家に住む。

「お一人様」の生活はお金で成り立っています。

シェアの生活は関係性で成り立っています。

善し悪しではなく、価値観の違いとして、世の中には両方存在していて然るべき、だと考えています。

 

COCO JAPANは、後者を大切にシェアハウスを運営したいと考えています。

 

シェア生活をする事は、自分の生活のリソースをどこに割くのかを考える事でもあると思います。

一人暮らしの家賃=住居費用(自分の今の快適な生活のため)

シェアハウスの家賃=コミュニティの維持費兼住居費用(仲間との未来の生活のため)

 

これは、決して今を犠牲に、未来の為に我慢しようという話ではなく

今ある環境の中から、本当に自分が大切にしたいことを見いだしていく力と

環境を自らつくることができる力を身につけることを意味しています。

 

なので、

どこに住むか(立地・家賃・部屋)などでシェアハウスを選ぶのではなく

誰と住むか(入居者・運営会社・自分の方向性)で選ぶことが重要になります。

 

家賃が1万円違ったとしたら、年間で12万円の差になりますが

自分の人生への投資として、12万は安いでしょうか。高いでしょうか

何を自分が実現したくて、その為にどんな環境や機会が準備されているのか

それを今一度、考えてみるとよいかもしれません。

 

 

まとめると

1.運営会社がシェアハウスをコミュニティベースの事業として捉えているか 。単に不動産事業として、シェアハウスを経営していないか

2.運営者がどれだけ入居者の事に向き合い、良い生活を送れるように運営しているか

3.自分自身が何を目指していて、それがシェアハウスと合致しているか 

 

の大きく3点になります。

 

 

もし、分からないこと、疑問等あれば、気軽にお問い合わせ下さい:)

シェアハウスから始めて、一緒に理想の未来を生きていきましょう。

 

お問い合わせはこちらから

 

 

株式会社 Community Consulting Japan

代表取締役 吉武大輔


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