・いつか叶えたいと思っている目標があるが実現まで至らない
・どれだけ努力しても、目標を達成できない
・目標の建て方がそもそも分からない
・目標と聞くだけで、自力で頑張らなければいけないと思い込んでいる
そんな方のために、他力型目標達成の方法を伝授します。
【ステップ1 効果性の高い目標設定をするための前提条件】
目標設定をする時に、
目標を達成するための計画や戦略を考えること以上に大切なことは、
「目標を設定するときのエネルギー(感情)」です。
「目標設定して頑張って達成しよう!」とするのではなく、
「既に目標を達成している未来(ゴール)」をイメージし、
「目標が叶うのは当たり前」というエネルギーの状態に入ることができるかどうか、です。
この状態に入ることができれば、自然と目標に向かって、
意識的な努力ではなく、自然なフロー(流れ)の中で目標を達成していくことができます。
もし、今努力をしても成果がでない人がいるのであれば、
ゴールイメージを思い描けていないか、間違ったゴールを目指している可能性があります。
自然な目標設定をするには、
「本来の自分であれば、これをしている未来が当たり前だ」と思えるものに
目標を設定することが大切です。
どんなに憧れても、どんなにワクワクしたとしても
未来のあなたがやっていないこと、つまり、ミッションではないものは叶いづらくなっています。
また、実現したとしても、長期的には安定することなく
本来のミッションに向けて、自動的に軌道修正がされるようになっています。
また、目標が叶わない理由として
人は、目標(願い)を持った時点で、
「叶える力と同時に、叶わない相対的な力を生み出している」ことを理解する必要があります。
人間が一つのものを認識するには、そのものと相対的に存在するものも同時に認識する必要があります。
例えば、「お金を稼ぎたい」と思ったのであれば、
無意識的には、「今お金がない」「もっとお金が欲しい」という
今を否定する認識を無意識に持ってしまい、多くの場合、その無意識の方が大きく作用してしまいます。
なぜなら、達成した時の具体的なイメージができていないからであり
その結果、コンフォートゾーンの中に収まり、
今、行っていることの方が優先度が必然的に高くなってしまうからです。
イメージするときは、やりたいことをイメージするのではなく
やりたいことをやっている自分をイメージすることがポイントです。
「私が私でいれば、必ず叶う。なぜかはわからないけど、そう確信できる」
という目標に対して
「目標が叶うのは当たり前」というエネルギーの状態に入れるかどうかが、
目標設定における鍵になります。
【ステップ2 エネルギーの状態を意識する】
現実は必ず思い通りになっているため、もし本来叶うはずの目標が実現していないとすれば
「今の自分が、何に意識(エネルギー)を向けているのか」に着目してみます。
望む結果が出ていない人は、
「望まない現実を避ける為に意識を使っているために望まない現実を作っている」
ことに気づき、訂正していく必要があります。
事業をしている人は特に、目的と手段が入れ替わっている人も少なくないですね。
また、感情のわき上がらない目標設定は、絵に描いた餅になります。
例えば、「ポルシェに乗りたい!」と書いたとしても
ポルシェに触れた事も、乗った事が無い人にとっては
「なんとなくよさそうだから」という理由以上のエネルギーはわき上がってきません。
「最高のパートナーと出逢う!」という目標設定をするのであれば
最高のパートナーといると、どんな感情が涌き上がってきて
日々、どんなやりとりをしているのかがイメージしてみてください。
目標は、「達成しよう」とすると、「叶っていない」というエネルギーと反発して、
叶わない現実が具現化してしまうので
「臨場感を持って、今の自分が既に実現できていると感じることができる」イメージを
紙に書くことから始め、そして、行動していくなかで小さな目標を叶えていきながら
徐々にそれらをグレードアップしていけばいいのです。
あなたに必要なことを、あなたが真に自覚した時に、目標は自然と叶います。
自分のミッションではない目標設定をすると、
目標達成のプロセスが苦しくなりますので、自分の本音に耳を傾けていきましょう。
なぜ、その目標を達成したいのか、という動機が自分だけでなく
周囲の人のためにもつながるものであれば、目標を達成する道のりは他力によって運ばれていきます。
本当に適切な目標は、叶っても叶わなくても
その実現に向けて動いている時に、幸せを感じますが、
追い求めてはいるものの、本当に欲しいものではない目標を追っている時は
閉塞感や苦しさ、葛藤を感じることを覚えておいてください。
【ステップ3 目標を明確にする】
数値と期限がなければ、目標とは言えません。
・笑顔の人を増やす
・全力で頑張る
・いい成績を残す
などは、単なるモットーに終わってしまいます。
具体的にするためには、定義を知るワークに取り組むと効果的です。
(例)美味しいものが食べたい
→ I Tea Houseの春摘みダージリンとハッシュドビーフを食べた後、食後に夏摘みダージリンとイチゴのパンケーキに塩バターとメープルシロップを添えて、ガトーショコラも食べる。毎月:)
(例)お金持ちになりたい
→ 2030年までに、純資産25億(日本円で2億、外貨で13億、不動産で8億、株で2億)車はBenz G class(Black)、Bentley Continental GTC(White)、家は〜〜〜。2020年までに、、、。
また、分野ごとの目標を考えてみるのもオススメです。
【目標設定の6分野】
① 仕事 = 何を専門にするのか、仕事上での役割、仕事を通じた社会貢献、お金に関すること
② 健康 = どんな住環境で暮らすのか、食事、運動、余暇の過ごし方、
③ 家族 = パートナー、子ども、両親、親戚との関係性、仕事と家庭のバランス
④ 教養 = 人格形成、心の豊かさ、どんな人間を目指すのか、資格、趣味
⑤ 精神 = 人としての在り方、理想の人間関係、夢やビジョン、社会貢献
⑥ 人間関係 = どんな人たちとどのような人間関係で生きていきたいのか、親友、ライバル
【目標達成の6要素】
1.数値化 :測定可能であること。
「笑顔で過ごす」などは、心がけであり、目標ではありません。
2.期限 :期限が決まっており、具体的な計画に落とし込んであること。
計画に沿えば、目標を達成できること。
3.現在地 :現在地が明確か。
現在地が分かっていないと、ゴールを設定しても、達成のプロセスが見えない。
4.優先順位:緊急ではないが重要なことにどれだけ集中できるか。
やることよりも、やめることを決めれるか。
5.可視化 :紙に書き出して、定期的に見直すこと。
データは不可。必要に応じて、訂正を加えていく。
6.期待 :自分がその目標を達成することに何を期待しているのか、を明確にしておく。
達成した後に次のステップも考えておくと良い
【『思考は現実化する』ナポレオンヒルのエッセンス】
1.目標をできるだけ鮮明に書き出し、期限と計画、代償を明確にし、朝と夜に読むこと。
2.常に前向きな姿勢で臨み、普段はしないことも相手の喜びのために行うこと
3.失敗に潜んでいる恩恵に気づき、試行錯誤を繰り返す
4.マスターマインドをつくり、プラスアルファの力を発揮できるチームワークを保つこと
5.自分が考えているような人間になることを自覚し、セルフコントロールすること
6.情熱を維持するために理想の自分として行動し続け、健康面にも気を配る
7.なすべきことをなすために、お金と時間の使い方を見直す
8.分散しているエネルギーを一点に集中させ、目標実現のために的確な思考(事実と見解を見極める力)を働かせる
9.想像力によって可能性を広げ続け、常に自分はできるという信念を持つ
10.習慣を身につけるには、悪い習慣を止めると同時に、それに変わる新しい習慣を始めることをセットで考える
※吉武大輔は、0.抽象度の高いビジョンを思い描く。を追加しています。
【ステップ4 目標を書き終えたあとの最終確認】
目標を書き終えたら、以下の質問に答えてみましょう。
1.なぜ私の目標は叶うのか。
2.なぜ私の目標は叶う必要があるのか。
3.今の自分の取組みを続ければ、目標は達成できるか。
4.もし達成できないのであれば、何をどうすればよいのか。
5.最終的に自分の目標は、自分も他者も世界もHappyにするか
自分中心の考え方を捨て、未来に存在している自分本来のエネルギーと繋がり、
コンフォートゾーンを抜け出して、臨場感のある新しい生き方を今ここから始めていけば、
自然と目標は達成されていくでしょう。
大ちゃん
いつもありがとう。
愛してます。
初めてこの説明を聞いた時よりも、ずっとずっと理解が深まってるのを、実感します。
コンフォートゾーンを抜け出すね♬
Facebookのリンクからですが、久しぶりにじっくり大ちゃんさんの言葉を読みましたが、
↑これはすごい!
たくさんの気づきと学びを頂きました!
ありがとうございます♪