教育


 

教育とは、

自らの生き方を通じて、手本と手段を提供することで、志を立てる人材を育成することである。

 

志とは、大義(世の為、人の為)に生きることである。

志をもった人間は、どんな現状だったとしても

自分が時代を創っていく感覚を持っている。これが、志士である。

 

自分本位のエゴから、真心へ、生き方をシフトしていく。

 

ただし、教育とは、生半可なものではなく

自らのアイデンティティに基づいた生き方をしない限り

本質的な教育者にはなることはできない。

 

自分の劣化版コピーや、成果の出ない人材をいくら育てていても

それは、その人の自分の癒しの為でしか無く、教育とは言えない。

自分以上の人材を育てることができて、初めて教育者と自負できる。

 

目の前の人が変化しない、向上しないことを

相手のせいにする人間は、教師とは言えない。

相手が変化しないということは、教師自らが変化していないという証拠だからである。

 

人を育てる立場にある人ほど、謙虚で、誠実。

正しいことを伝える人が教師なのではなく、

どんな時にでも、人に寄り添える人が真の教師である。

そのために、まず自分自身が、自分にとっての最高の教師であり続けることが

必要ではないだろうか。

 

既に、教育を受動的に受ける時代は終わり

互いの知識や経験を分かち合うことによる相互教育が主体となり始めている。

教育者の真の仕事は、知識を伝達することではなく

相手の成長に対して、適切な機会と環境を提供することである。

 

本来、すべての人が、誰かにとっての教育者である。

 

 

 


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