一人で事業のすべてを行う段階から
プロジェクトやチームで動いていく段階に入っていく際に
非常に重要な局面となるのが会議(MTG)です。
会議のファシリテートの経験数が少ない場合、
なんとなく集まって、なんとなく話して、なんとなく終わる
というMTGになりかねないため、ここに簡単なフレームワークをまとめておきます。
1.アジェンダを用意する
アジェンダとは、会議で話す内容を事前に共有するための資料です。
基本A4一枚で、下記内容をまとめて、事前に参加者に共有します。
<MTG開催日時、場所、参加者、議長、議事担当、MTGのゴール、議題、所要時間>
アジェンダなしでMTGに取り組むと、準備不足や意思疎通ができていないことが多くなるため、
毎回、会議の1週間前後前にアジェンダを共有し、
それぞれが、意識の準備と具体的な準備の両方を整えてMTGに望んでいきます。
2.基本的なMTGの流れ
当日は、議長がファシリテートをつとめ、以下の流れで進めていきます。
また、MTGには、議長と議事録担当の2名の役割が必要になります。
資料配布が必要な場合は、事前にテーブルに配っておくことが望ましい。
1)チェックイン : 参加者の近況報告(1人1分程度)
2)議題の確認 : 今日のゴール、議事、時間の確認
3)議題に入る前の確認事項 : アジェンダに内容の追加や変更の確認
4)議事進行 : 議題を進めていきます
5)まとめ : 今日の決定事項の確認、担当やスケジュールの確認、次回のMTGの決定
6)チェックアウト :今日の感想を1人1分程度で行い、終了
3.MTG後の動き
議事録をまとめ、参加者と関係者に配布します(その日のうちに)
<MTG開催日時、場所、参加者、議長、議事担当、MTGのゴール、議題、決定事項、懸念事項、各々のタスク、次回以降のスケジュール>
MTGで決まったことを、マネージャー中心に行動していきましょう。
4.MTGの効果性を高める裏技
・議事録をGoogle Documentで作成することで、リアルタイムで確認する
・チームでの議決の基準や方法をあらかじめ決めておく
→ 決まったことは、虎の巻を作成し、そこにストックしておく
【Tips /Amazon流 会議方法要点】
1.補足説明のいらない資料を作成する
2.アジェンダは、「結論→補足説明」の順で書く
3.会議の資料は事前に全て読んでおく
4.会議の目的と結論を明確にする(何を、誰が、いつやるのか)
5.決まったことは必ず実行する