ここでは、実践会を通じて出た問いに対する、吉武大輔なりの回答を載せていきます。
この回答が正しい、というわけではなく、それぞれの答えを出していくための
エッセンスとして、活用していただければ幸いです。
 
 
 

Q1. 書籍の中で、原則が内側にあるというニュアンスと、外側にあるという両方のスタンスに取れる表現があります。原則は内側にあるのですか?それとも、外側にあるのでしょうか?

A. 原則は内側にあると考えています。 

ただし、自らの価値観を原則中心にする(p.475)ことや、原則に対する忠実さ(p.30)が必要であり、原則中心ではないパラダイムで生きている場合、原則は発揮されません。その為にも、正しい原則を土台にしたミッション・ステートメント(p.178)を作ってみてください。

 
 
 

Q2. 愛は原則に入りますか?

 

A. 愛とは、原則だと考えています。

主体的な人にとって、愛は動詞であり、具体的な行動です(p.94)。無条件の愛という預け入れをするとき、人生のもっとも基本的な法則に従って生きることを相手に促しています。中略(愛の法則と人生の法則 p.276.L5〜) 上記のような表記から、愛をパラダイムの中心に置くことと、原則中心のパラダイムで生きることは同等の効果性を発揮することが見受けられるため、愛とは原則であると言えるのではないでしょうか。

 
 
 

Q3. インサイドアウトの定義は書籍にありますが、アウトサイドインの定義はありますか?

 

A. 書籍の中には、明確なアウトサイドの定義はのっていませんが、下記のように考えています。

"アウトサイドインとは、問題は自分の外側にあるというものの見方(p.106)であり、影響の輪の外(=関心の輪)に意識が向き、人のせいにする態度、反応的な言葉、被害者意識が強くなっていく(p.97)ものの見方である。"

 
 
 

Q4. パラダイムシフトというのは、一瞬で起きるのですか?それとも、時間がかかるものですか?

 

A. スピード感は、状況によります。p.26〜27の「見方=あり方」に該当する箇所が二箇所ありました。

・もちろん、すべてのパラダイムシフトが一瞬にして起こるわけではない。(p.26)

・パラダイムシフトは、瞬時に起こる場合でも、ゆっくりと意図的なプロセスで進んでいく場合でも、必ず劇的な変化を生み出す力になる。(p.27) 

上記から、パラダイムシフトのスピード感は、状況によると考えることができると考えることができます。なので、焦らずに、自分のパラダイムを原則中心にしていきましょう。

 
 
 

Q5. 相互依存の関係、公的成功を目指したいのですが、すべての人が自立できているわけではないと思います。どうしたら、私的成功(第1〜3の習慣)を達成し、一人一人が自立し、その後の相互依存の関係・公的成功(第4〜6の習慣)を達成できるのでしょうか?

 

A. 7つの習慣では、他者が自立できているできていないに関わらず、まず自分自身がインサイドアウトの原則に従い、自立していくことが重要だと考えます。もし、依存的な他者を見たときに、それを「問題だ」と見ているのであれば、自分自身の見方そのものが問題であることに気づく必要があると思います。書籍の中にも、 「問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である(p.106)」という表記があります。相手と本当に相互依存関係を作りたいのであれば、まずは自分が自立し、影響の輪にフォーカスすることで、相手に与えることのできる影響を広げていくことが必要です。p.69 L.4、「第1、第2、第3の習慣に対して変化の扉を開くことによって〜」という箇所にも、7hの全体像やどのようにして、周りと調和してくのかが書いてありますし、p.487,488も読んでみると、7つの習慣の実践者をみなさんの周りにも増やしていくことができると思います。

 
  
 

Q6. 中心・パラダイム・価値観という用語が出てきますが、それらは同じ意味としてとらえてもいいのですか?

 

    • A. 中心とパラダイムは、同じものであると考えて構いません。p.138の14行目「あなたの内面の中心にある基本のパラダイムの働き」、p.139の3行目「ここで、人が一般的に持つ中心、基本のパラダイムを見てみよう」という表記があるように、何をパラダイムの中心に置いているのか?という説明からも、中心≒パラダイムというように理解出来ます。一方、価値観とは、主観的なものであり、自分たちの感情を最も強く動かすものであり、行動を支配するものでもあります(p.475-476)人は、自分の価値観から、物事をを判断します。要は、価値観によってパラダイム(ものの見方)が決まり、それによって自分の中心が決まるために、自らの価値観を原則中心にする(p.475)ことによって、効果性の高い人生を送ることができるようになるのです。

 
 
 

Q7. 「本音や感情を解放しよう」という考えもありますが、7つの習慣ではどのように考えていますか?

 

    • A. 原則中心に生きていると、感情的なブレや怒り、不安、人への嫉妬や人からの否定批判などに影響されることは少なくなります。なぜなら、自らの感情や行動を選択できることを知っているからです。(第一の習慣 主体的である)刺激と反応の間(p.78)なども読むとよいでしょう。ですが、生きていれば怒りたい時、泣きたい時、苦しい時もあると思いますので、その時の感情を解放することが悪いことだとは考えていません。それらを通じて、最終的に原則中心のパラダイムになっていくことが大切であり、感情を解放すればうまくいく、流れが変わる、といったような考えは7つの習慣にはありません。

 
 
 

Q8. 影響の輪が関心の輪よりも大きい(p.99)とはどのような状態ですか?
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    • A. 影響の輪が、関心の輪よりも大きくなっている状態とは、自己中心的・近視眼的な精神状態の現れです。広い視野を持とうとせず、人や社会に対して無責任な状態であり、本来自分が解決できる問題をも無視してしまう状態でもあります。どんな問題でも、私たちはそれらに対して、主体的に取り組むことができ、影響の輪に集中することによって、自分の習慣を変え、影響を及ぼしていく方法を考えていくことができます。詳しくは、リーダーシップ・エッセンシャル p.98-99をご参照ください。
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