できることを極め続ける


 

 

「自分が何がしたいか分からない」からといって

自分がやりたいことを探し続けていると

気付いたら、あまり成長を実感することができないまま、

年だけ重ねていた、という罠・トラップにはまる人を多く見かけます。

 

やりたいことを探し続けている人に率直に伝えたいのは

やりたいことは、自分一人で探しても見つからない、ということです。

 

今の自分にできることを楽しみながら、極め続けている人は

やりたいことが見つかった時にすぐにできるようになりますが

やりたいことを探し続けていて、できることを磨いていない人は

仮に、やりたいことが見つかったとしても

それができるようになるまでに、何倍もの時間がかかります。

 

震災から4年が経ちましたが

あの時のメッセージを覚えていますか?

 

「いま、わたしたちがやりたいこと」

ではないです。

 

「いま、わたしたちにできること」

でした。

 

あなたができることは、与えられた才能です。

才能とは、あなたのために存在するのではなく

あなたを必要としてくれる人の為に存在します。

 

ただし、単に自分ができることをやればいいのではなく

求められていて、できることを極める必要があります。

 

才能は、誰かのために磨き続けることと

誰かに喜んでもらわなければ

開花しないようになっているのです。

 

今のあなたにできることは、何ですか?

その才能を活かして、誰が喜びますか?あなたは一緒に喜べますか?

その人は豊かになれますか?あなたは一緒に豊かになれますか?

 

やりたいことをやっても、誰も喜ばなければ、それは趣味です。

できることをやっても、自分が喜ばなければ、それは単なる労働です。

 

やりたくて、できて、求められること。

これが本質です。

 

やりたいことは、探すものではなく、想い出すものです。

それを想い出させてくれるのは、

あなた以上にあなたを愛してくれている人。

 

もし、あなたがやりたいことが分からないのであれば

もし、あなたができることも少ないと感じているのであれば

今のあなたを必要としてくれている人のために、

今の自分でできることを全力でやりきりましょう。

 

誰のために生きるのか。誰と共に生きるのか。

そうすれば、必ず道は開けます。

 

 

できること、やりたいこと、求められることをバランスよくやるには、このコンセプトが有効です。

 

 

 


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